Beauty
髪質のせいで〝後ろがキマらない問題〟解決テク♡ゆるメッシーバンの簡単アレンジ術
「ヘアアレンジの何が難しいって、とにかく後ろ!」。読者に聞いてみたら多かったのがこの意見。見えないから不安だし、腕が疲れて途中で挫折しちゃうし・・・。さらに「後ろの作り方がわかっても、髪質のせいでうまくいかない」って人!実はアレンジ上手な田中亜希子さんも、硬い髪質で毛量も多いんです。なぜ田中さんは〝後ろもちゃんと素敵〟にできるのか、そのコツを教えてもらいました!
4つのコツをベースに!田中さん流〝後ろもキマる〟デイリーアレンジの作り方
前ページで紹介した4つのコツをちゃんと読んでいただけました?では、それをふまえた田中さん流のヘアアレンジをご紹介。最後に合わせ鏡でチェックすることもお忘れなく!
Check!ゆるゆるメッシーバン
毛束感が〝素敵見え〟のポイント!
海外セレブから火がついた旬の〝メッシーバン〟は〝ぐちゃぐちゃなおだんご〟という意味。あえて毛先を散らすことで、自然と後頭部にボリュームが出て後ろ姿も可愛く!
海外セレブから火がついた旬の〝メッシーバン〟は〝ぐちゃぐちゃなおだんご〟という意味。あえて毛先を散らすことで、自然と後頭部にボリュームが出て後ろ姿も可愛く!
イメージする!
01まずはイメージして!
ピチッと結んでしまうと毛束感もふっくら感も出せないので、束ね方が大事と心得て。さらに、おだんごは小さく、高めの位置に作るってところにも注目を。
スタイリング剤をつけて!
02スプレーを塗布して髪を絡まりやすく
上・32mmのコテで毛先は外ハネに、他はMIX巻きに。巻き終わったら全体にワックスを塗布。その後、手で髪を持ち上げて、襟足全体にソフトスプレーを振る。
下・続いて、髪の中間にもスプレーを。巻きとの相乗効果で、髪同士が絡みやすくなるから、ボリュームやニュアンスがつきやすいうえ、短い髪も落ちにくく。スタイリング剤をしっかりつけることで、おだんごの毛先にもオシャレな束感が出せます。
下・続いて、髪の中間にもスプレーを。巻きとの相乗効果で、髪同士が絡みやすくなるから、ボリュームやニュアンスがつきやすいうえ、短い髪も落ちにくく。スタイリング剤をしっかりつけることで、おだんごの毛先にもオシャレな束感が出せます。
ゆるっと作って!
卵型を意識して
03〝熊手〟で毛を集めて毛束感をメイクして!
熊手の形にして髪をラフに集める
左右の手を上下にズラしてまとめる
襟足の毛が落ちることも・・・
落ちた毛は都度持ち上げればOK
手グシで髪をアゴ・耳上の延長線上に集める。1つにまとめる際、2枚目の写真のように左右の手を互い違いにすることで(写真では右手が上、左手が下)、トップに膨らみが出せます(熊手でまとめることが重要です!)。まとめたらゴムで留めておだんごに。毛先は飛び出たままでOK。
ここも大事!
Check!落ちた毛はアメピンで固定して
ピンの後ろ側を体に当てて指を入れ込む。
アメピンを片手で持ったら、ピンのお尻側を体(太ももやお尻など)に押し当てつつ、ひと差し指を挟んで。この方法なら片手でも簡単にピン先が開けます!
アメピンを片手で持ったら、ピンのお尻側を体(太ももやお尻など)に押し当てつつ、ひと差し指を挟んで。この方法なら片手でも簡単にピン先が開けます!
Check!襟足の毛はねじり上げてからピン留め
どうしても落ちてしまう襟足の短い毛は軽くねじり上げてアメピンで留めて。地肌に当たるよう、ねじり目に向かって上からピンを縦に差し込みます。
髪が多くても硬くても、不器用でもできるメッシーバン!
扱いにくい髪質や不器用さのせいでヘアアレンジを諦めていた人も、〝ぐちゃぐちゃなおだんご〟を意味するメッシーバンなら簡単にできちゃいます。何と言っても髪をまとめてゴムで留めるだけという手軽さ!飛び出した毛先はそのままでOK、むしろルーズな方がサマになるアレンジです。
撮影/アベユキヘ 取材・一部文/北爪佳奈