Beauty
アラサー必読の美白ケア特集♡皮膚科医に聞く効果を実感した美白アイテム&ハウツー
いくら美白コスメを使っていても、日焼け止めの意識が低かったり肌をゴシゴシ傷めつけたりしていれば、白くならないのは当たり前!透明感を高めたいのなら、あの手この手で肌を守るのが絶対条件。アラサー美白に必要なTO DO、ここでしっかりモノにして!ここでは、白肌のために守るべき「3つのDon't」をご紹介。
皮膚科医 友利新先生に〝実感できる美白〟について聞く
美しい白肌を手に入れるには、攻めのケアも大切だけれど、それ以前にシミを作らせない&肌をくすませない予防策が何より大事!美白のエキスパート・友利先生のアドバイスは必読です!
皮膚科医 友利新先生
シミひとつない超絶美白肌!
皮膚科医の立場から美容と健康を医療として追求し続け、雑誌やTVなどでもひっぱりだこ。『肌老化が怖くなくなる本気の肌トレ』(主婦の友社)をはじめ、美にまつわる著書も多数。
皮膚科医の立場から美容と健康を医療として追求し続け、雑誌やTVなどでもひっぱりだこ。『肌老化が怖くなくなる本気の肌トレ』(主婦の友社)をはじめ、美にまつわる著書も多数。
Check!「3つのDon't」を守ることが実感できる美白の近道です!
01焼かない・・・「『日焼け止め』は365日塗らなきゃダメです!」
肌を老けさせる紫外線・UV-A波は1年中降り注いでいます!
「肌老化の約8割は紫外線が原因。紫外線は365日、日が出ている限り降り注いでいます。紫外線にはA波とB波があり、B波は夏に多く降り注ぎ、肌表面を黒く変化させます。けれど、特に怖いのはA波で、皮膚の奥の真皮層にまで到達して、シミはもちろん、くすみやたるみといった肌老化に直結します。年間を通じてA波の量は一定量降り注いでいて、窓も通過するうえに浴びている感覚がほぼないため、無防備な状態でいると危険!」(友利先生)
シミは細胞の日傘的役割!UVケアをさぼった分だけ活発化します
「紫外線を浴びると細胞の核を守ろうとしてメラノサイトが指令を出し、メラニン色素が核の上に黒い日傘(=シミ)を作ります。シミはある意味、防御反応。それを起こさせないためには、日光を浴びない・UVケアが大切」
〝日焼け止めを塗る〟までが朝のスキンケアと心得て!
「日焼け止めはメイクの下地ではなくスキンケアの一環。1年中、必ず塗るものです。日焼けに対して無防備だといくら美白してもムダ。まずは日焼けをしないこと!その補助として美白ケア、インナーケアが続くと考えて」
友利先生おすすめ!
「低刺激だし、紫外線アレルギーの患者さんにもおすすめです」
サプリも有効!
メラニンが1カ所に集まることでシミに。その偏りを分散させ、さらに黄ぐすみの原因物質も除去してくれる大人気サプリメント!
02乾燥させない・・・「朝の保湿が適当だと、紫外線に対抗できません!」
朝は防御、夜は修復とスキンケアの内容を変えると効果大!
「朝は保湿に注力を。角質層に水分をしっかり入れ込むと、紫外線を浴びてもダメージを小さくすることができます。保湿後にビタミンCの美容液をプラスすると、紫外線に対する肌の防御力がさらに高まります。夜は美白有効成分&ビタミンAで新陳代謝を促して」
Check!朝保湿にはローションパックがおすすめ!
「パック後に再度、化粧水を重ねづけすれば、より保湿効果が高まります!」
友利先生おすすめ・・・濃密な潤いと発酵パワーで肌力を強化!
たった3分でも肌がパッと明るくなる!
Check!朝はビタミンC、夜はビタミンAを投入して!
友利先生おすすめ!
フレッシュなビタミンCで肌を守る日中用美容液と、ビタミンAで修復をサポートする夜用美容液がセットに。乳液などに2滴合わせて使用。
03こすらない・・・「摩擦によって炎症が起こり、肌が確実にくすみます」
「摩擦をかけると細かい炎症が起こり、色素沈着やくすみの要因に。洗顔は泡で優しく洗い、乾燥による炎症を防ぐためすすぎはぬるま湯で行うことが絶対です!肌を強くこするようなマッサージも、くすみを増加させるだけ!」
やりがちな3大摩擦はコレ!
- ゴシゴシ洗顔
- お湯で洗顔
- マッサージ
美白のために「やってはいけない」3つを守って!
日差しが強くなってきて、いよいよ本格的に美白が気になるシーズンが到来。つい新作コスメのチェックばかりしちゃう人も多いと思いますが、白肌を目指すなら、化粧品だけでなく日々の習慣がとっても大事。ここに挙げた「3つのDon't」を守ることが、美白への近道になるんです!
撮影/石澤義人 イラスト/佐藤ワカナ 取材・一部文/橋場鈴里