andGIRL

andGIRL

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Pinterest
ニキビや湿疹など〝マスクの肌荒れ〟を解決!皮膚科医が教えるマスクが手放せない日々の肌トラブル対策法のメイン画像

インナーケアで肌トラブルが起こりにくい体質を目指して

01おうち時間が増える今こそ!バランスのとれた食事で健やかな肌作り

「偏った食事は、肌トラブルを起きやすくなるだけでなく、肌荒れした際に治りにくくなります。おうち時間が増えて、食事の時間をしっかりとれる今、まずは1日3食、ビタミン・ミネラル・食物繊維・タンパク質・糖質・脂質をバランスよく食べることを心がけましょう。」

Point!バリア成分を作る〝脂質〟は意識的に取り入れて

「バリア成分を作る〝細胞間脂質(セラミドなど)〟の原料となるのは良質な脂質です!」 

太るから…と、脂質を避け過ぎるのはNG。脂質を含むお肉や乳製品などをバランスよく取り入れて、肌のバリア機能を高めましょう!

02最高の美容法! 時間と質を両立した睡眠で肌が復活

1日7時間以上、24時までにはベッドへ

「ゆらいだ肌を回復させるには、睡眠も欠かせません。基本的には、睡眠時間は7時間以上。そして24時までに就寝を心がけましょう」 

おうち時間が長いからといって夜更かしやダラダラ寝はNG。早めの時間からぐっすり寝ることで肌パワーが向上!

03便秘解消は美肌への近道!〝食〟で腸内環境を整えて

「便秘になると、血中に腐敗産物(インドール酢酸など)が巡り、角層の水分量が低下。水分量低下→バリア障害→肌荒れの発生や悪化を招きます。それを防ぐためにも、わかめやこんにゃくなどの腸内環境を整える水溶性食物繊維や、角層の水分量を高めるヨーグルトなどの発酵食品を積極的に食べましょう」

04ケア効果を最大限に高めるためにストレスコントロールを

「ストレスは栄養の吸収、睡眠の質、代謝を悪化させます。美肌を目指し、キープするためにもストレスを溜め込まない工夫を」 

新型コロナの影響でストレスが溜まる毎日ですが、そのままでは悪循環を引き起こす可能性が。家の中でできるストレス発散を見つけてみて!

Check!軽い運動でストレス発散!体の巡りも良くなり一石二鳥

例えば、簡単な宅トレ!外出を控えなければいけない期間も自宅でできる運動習慣を身につければ、ストレスの発散ができます。睡眠の質も自然と向上し、汗をかくことで体の循環も促されていいことづくめ!ぜひ今日からチャレンジを。

症状がひどい時は皮膚科の受診を!

外出自粛中ではあるものの、自己ケアで治らないひどい症状に悩んでいる場合は、クリニックで相談を。ニキビには皮膚科処方の抗生剤、湿疹には塗り薬による治療が必要です。

シンプルで優しくがポイント!内&外のケアで〝マスクの肌荒れ〟にさよならを

肌荒れが気になるからといって、あれこれするのは残念ながら逆効果!丁寧かつ低刺激なスキンケアで肌をいたわりつつ、規則正しい生活で心と体を健康に。マスクが手放せない時期がまだ続くからこそ、一度自分のケアを見直して美肌を目指しましょう!

取材・文/石黒千晶

関連記事