Beauty
免疫力アップ!セックスレス解消も!〝うるおった膣〟はいいことづくし♡アラサーガールがするべき膣ケア
教えてくださったのは
植物療法士 森田敦子さん
フランス国立パリ13大学で植物薬理学を学び、帰国後は植物療法に基づいた商品やサービスを提供する、株式会社サンルイ・インターナッショナルを設立。デリケートゾーン&パーツケアブランド「アンティーム オーガニック」をプロデュース。
日本人女性は膣ケアへの意識が低い!?膣まわりこそ特別なお手入れが必要なんです
「日本では膣まわりを〝陰部〟と呼び、汚いイメージを持つ方も多いのですが、そもそも〝膣まわりのこと〟を誰からも教わってこなかったと思います。でも本来は、膣やその周辺は、排泄、月経、セックス、出産と大イベントが繰り広げられる聖域であり、女性であることを一番感じられる場所。だからこそ手をかけてケアするべきなのです。」
Check!日々のケアでうるおった膣を作ることが重要!粘液力が上がるとこんなうれしい効果が♡
免疫力アップ!
とても繊細で雑菌が入りやすい膣まわりは、粘液で守られています。粘液は、雑菌の侵入を食い止める自浄作用もあるため、粘液力=免疫力と考えてもいい。つまり、膣まわりを整えることは、免疫力を上げることにもつながるのです。
月経の不調や婦人科系トラブル解消
プライベートも仕事も忙しいアラサー世代の女性は、ストレスや疲労から月経や婦人科系トラブルを抱えている人も少なくはありません。膣まわりを整えることで良い粘液を出せるようになれば、トラブル解消にもつながります。
セックスを楽しめるようになり、妊娠力もアップ!
良い粘液がしっかり出せるようになると、セックス時に感度が上がるだけではなく、精液をしっかり搦めとることができるため、妊娠力も高まります。膣まわりのケアは、妊活にも欠かせないケアなのです。
Point!健康なうるおった膣とはこういう状態!
- ふっくらしていてうるおいがある
- しっとりと水分を含んだ状態
- 触るとプルプル、ハリがある
自分の膣を鏡で見て、そして触ってみましょう。大きさや色合い、形、さらに膣の中、シワ、締まりの状態は人それぞれで、年齢や出産経験によっても変化するので気にする必要はありません。まずは自分の膣がどういう状態なのかチェックしてみましょう。
Check!膣の劣化はアラサー世代でも起こる!ケアしないとかゆみなどトラブルを起こす可能性が
膣ケアしないことで起こりうるトラブルがこちら
- ムレ
- かゆみ
- におい
- セックスの時の痛み
若いうちに気になるにおいやムレ、かゆみなどの症状は、洗浄と保湿をすれば解消します。また、膣まわりの劣化は更年期に起こるわけではなく、20代、30代からも起こりえます。とくにうるおいがなくなってしまうと、セックスで痛みしか感じることができず、次第にセックスレスになってパートナーとの関係が悪くなってしまう例も。
膣トラブルで妊娠、出産の適齢期を逃す恐れも
30代は〝性成熟期〟といって妊娠・出産に適した年代です。一方で、ケアを怠ると膣のトラブルが原因で適齢期を過ぎてしまうこともあります。膣まわりのケアは、早めに始めるに越したことはありません。