Beauty
ベースメイクの基本徹底解説!メイクのりがUP&メイク崩れを解消する朝のスキンケア法
〝つるん肌〟のHow toをみっちり解説
時短するよりもまず、基本をおさえなきゃ!
ファンデ〝だけ〟がんばっても、なめらかなつるん肌にはなれません!スキンケアからメイク直しまで、まずは基本をモノにして。時短を考えるのはその後で!
朝のスキンケア・・・ツヤ肌もセミマット肌もマストで行って!
これをやらないとヨレる!テカる!メイクが浮く!
メイクのりも、崩れにくさも、つるんとした肌になれるか否かも、スキンケア次第と言っても過言じゃありません。まず1回、丁寧にやってみて。美肌度が確実にUPするはず!
01洗顔料を使ってしっかり洗うべし!
まずは汚れをオフ!
「朝はぬるま湯だけ」という人も多いけれど、就寝中に分泌された皮脂はお湯だけでは落としにくいんです。皮脂が残っているとヨレやすくなるので、ぜひ洗顔料を使ってほしい!
泡立て不要のジェルタイプがおすすめ
ジェルタイプの洗顔料なら、泡立て不要ですぐ肌にのせられるから忙しい朝でも使いやすいし、なじませてすすぐだけで、余分なものをしっかりオフできる!
ジェルタイプの洗顔料
左・毛穴汚れが気になる人に。
右・角栓汚れもオフできる。
乾燥が気になる人は洗顔料を「テカる部分」にだけ使って!
「洗顔料を使うと乾燥しちゃう」という人は、洗顔料の部分使いをやってみて。ぬるま湯で顔全体を洗った後、Tゾーンなど、日中、テカリが気になる部分だけに洗顔料をなじませてすすげばOK。
Point!肌を濡らした後テカる部分だけに洗顔料をON
02化粧水&クリームで「手に吸い付く肌」を作る!
次にしっかり保湿!
手に吸い付く肌(=潤った肌)なら、ファンデののびが良くなり少量でキレイに仕上がります。逆に保湿不足だと、伸びが悪い→何度も重ね塗り→厚塗り&乾燥でヨレやすく!
化粧水・・・「少しずつ取って塗る」を繰り返して!
肌を隅々まで潤すには「手の使い方」も重要です!洗顔後、化粧水を少量ずつ取ってから(写真1)、両手のひらを擦り合わせて(写真2)、手に軽くなじませます。
1.
1度に取る量は約10円玉大!
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ここでひと手間!
3.
ここでひと手間!
指先から手のひらまで使い、顔を包むようにして化粧水を入れ込みます。1〜3を3、4回繰り返して顔全体に(目周りや鼻周りも忘れずに)塗布すること。パンパン叩き込むのは×。
NG!
コレだと塗っても意味ナシ!
化粧水を1回で大量に塗ろうとすると、手からこぼれ落ちて潤い不足に。また、手全体を使って丁寧に入れ込まないと、表面が濡れただけですぐ蒸発してしまいます。
Point!美容液を使う人はクリームの前に使ってね!
クリーム・・・手のひらでなじませてからハンドプレス!
クリームも、化粧水同様「手の使い方」を意識して。枝豆大ぐらいの量を手に取り(写真1)、両手のひらを軽く擦り合わせて(写真2)。温めることで伸びが良くなります。
1.
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ここでひと手間!
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ここでひと手間!手のひら全部を使ってハンドプレス!
顔を包み込むようにハンドプレス。塗りモレがあると乾燥してしまうので、指先〜手のひらを使い、顔全体(目周りや鼻周りも!)に優しく押し込んで!
Finish
「手に吸い付く肌」になればすぐメイクを始めてOK!
塗り始めにベタつきを感じても、何度も押し込むうちにモチッとした肌触りに変わるはず。指で触ったときに軽く吸い付くようになれば、下地を塗って良し!
つるんとキレイなベースを作るには、まず朝のスキンケアから!
下地にファンデ、コンシーラー、「ちゃんと塗っているのにヨレるし、テカる」というあるあるお悩み。プロが当たり前のようにやっているベースメイクの基本メソッドをきちんとやれば、意外と簡単に解決できちゃうかも!まずはベース作りの前に、朝のスキンケアから見直してみて。丁寧にケアすれば確実に美肌度がアップします。
andGIRL2020年5月号より 撮影/岩谷優一(vale.)[人物]、上田祐輝[静物] ヘアメイク/室橋佑紀(ROI) スタイリング/門馬ちひろ モデル/加治ひとみ 構成・一部文/西村美名子