Beauty
メイクが上達する3大ツール使いこなし術♡プロ直伝!パウダー&クリームチークの塗り方
目・頬・唇のパーツ別「このお悩みにはこのツール」を解説!
andGIRL読者から寄せられたパーツ別のお悩みに対し、それを攻略するための最適なツールと使い方を、長井さんが徹底レクチャー!最適ツールを使えば、あるある悩みも、たちどころに解決できちゃいます!
頬・・・再ブーム到来中だから見逃し厳禁
チークの悩みもいろいろあれど、印象UPがゴールなのは共通。今回は、定番のコーラルピンクで実践。同じ色、入れ方でも質感によってツールと塗り方が変わるので、どちらも解説します!
自然に血色を盛りたい!
質感問わず
〝逆三角形おにぎり型〟に入れると好印象!
コレが〝逆三角形おにぎり型〟!
範囲は目下から小鼻横まで。頬全体に大きな逆三角を描くイメージで。広く入れた方が自前の血色のような自然な仕上がりで、今っぽいし、全方位にウケます!
01パウダーチークの場合
パウダーチークでよくあるのが、濃すぎて幼く見えるケース。これはブラシの使い方に問題が。先っぽではなく、側面にチークを取るだけで、ふわっとなじむ絶品チークに早変わり!
ブラシの
側面を押しつけて!
長井さんのオススメはコレ!
粉含みの量がちょうどいい毛の密度&少ないタッチで色づくサイズ感。
最高級グレードの山羊毛で、肌あたりも粉含みも抜群!
Point
- ブラシの内側だけに粉を含ませる
- 仕上げに境目を1周してボカす
Check!長井流ブラシのお手入れ方法
チークブラシを使ったら、毎回ティッシュになでて色を落として。色が濃く残ってきたら、市販のブラシクリーナーをティッシュに広げ、それで拭くと◎。毛先が束になり、ふわふわ感が失われてきたら、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、毛先を整え陰干しすればOK。
ポッと上気したような自然な血色感は、オフィスでも大好評♡
Use it
微細なパールが入ったタイプを選ぶと、肌なじみ良く使いやすい。
Check!How to
1.
ブラシの先端にチークを取ると、色が濃くつきやすく、ヤリすぎ感やムラの原因に。広い側面にたっぷり取り、手の甲で色をブラシの中に入れ込んでから頬にのせるのが大事!
NG
このくらい色を落として!
2.
ブラシ側面で優しく肌をたたきながら逆三角形を描く。ブラシの内側にチークが十分含まれているから、チークを取り足す必要はナシ。
3.
最後に逆三角の周囲をブラシで軽くなで、境目をボカせば完成。この塗り方なら徐々に色が濃くなるから、つけすぎる失敗も防げます。
02クリームチークの場合
クリームチークはムラづきやファンデがヨレるという悩みを訴える人が多数。これらはすべて指使いに問題が。先に指にチークをなじませ、トントンと色を置くようにのせれば大丈夫!
キツネ指で
くるくるして!
この2本で塗ります。
- 塗る前に余分なカラーを親指につける
- 絶対すべらせない!たたくように塗る
内側からツヤ感がにじむヘルシーな印象で肌までパッとキレイに見える!
Use it
Check!How to
1.
指の先端でちょこちょことチークをのせることこそが、ムラやヨレの原因!まずは中指と薬指の第1関節まで、大胆にチークを取って。
このくらいたっぷり取る!
2.
取ったチークをそのまま頬にのせるのはNG。チークを取った中指&薬指と親指をこすり合わせるようにして、チークをしっかりなじませる。
3.
第1関節までの指全体で、優しくたたくようにチークをオン。これならファンデもヨレないし、点ではなく面でのせるから自然だし、早い!
チークはテクスチャー別にツール&塗り方を変えて!
「すぐ色が落ちる」「思ったように発色しない」「上手にボカせない」などのメイクにまつわるお悩み、実はツールを正しく使えていないことが原因かも!?メイクの3大ツールである指、ブラシ、付属チップの使い分けをマスターすることが、意外にもメイク上手になる近道なんです。チークは質感別にツールと塗り方を変えてみて!
andGIRL2020年5月号より 撮影/城健太(vale.)[人物]、石澤義人[静物] ヘアメイク/長井かおり 取材・一部文/北爪佳奈