Beauty
【韓国メイク】アラサー女子でもイタくない!大人可愛い「NiziUっぽメイク&ヘア」教えます♡
教えてくれたのは・・・室橋佑紀さん
ROI所属。その人の魅力を引き出すメイクテクと気さくな人柄で、幅広い年代の雑誌やWEB記事で活躍する人気ヘア&メイクアップアーティスト。韓国コスメやメイクにも精通し、いまは韓国語の勉強もしているという本気っぷり!
Check!〝韓国っぽい〟メイクって?
- 隙なし!陶器のような色白美肌
- 1本1本がしっかり強調されたパッチリまつげ
- ふっくらうるうるに盛った涙袋
- 明るく薄く仕上げる、太め×ゆるやかカーブ眉
ナチュラルメイクが主流の日本とは違って、韓国メイクはしっかりと作り込んでいるのが特徴。でも一歩間違えると、ケバくなったり顔だけ浮いてしまったり・・・という恐れが。そこで、大人ならではのポイントをパーツ別にレクチャー。絶対に可愛くなれちゃいます!
「韓国メイクの魅力は、とにかく自由にメイクを楽しんでいるところ!ポイントを押さえつつも、大胆な思いきりの良さは大事。不安な人は、お風呂に入る前などに練習してみてください!」(室橋さん)
01ベースメイクはしっかりカバーしつつ、透明感を仕込んで老け見え防止
パープルベースでくすみを目立たなくして透明感をUP!
下地は大人のくすみをカバーしてくれるパープルをチョイス。顔の中心をメインに細かく点置きして、外側へ向かって指でやさしくなじませます。顔の側面にのばしすぎないように注意。目もとの透明感も大切なので、まぶたも忘れずに!
リキッドファンデは乾かないように、片顔ずつ塗ると◎
リキッドファンデは顔全体に点置きすると乾いてしまうので、半分ずつメイク。額や頬、あごにのせてから、スポンジでたたき込みます。このときスポンジでのばすのはNG。手首にスナップをきかせて、軽く押し当てるようにたたき込むとキレイな仕上がりに。残り半分も同様に塗りおえたら、鼻周りや頬の毛穴部分は重ねてたたき込みを。目もとのクマやくすみが気になる人は、ファンデを塗り終えてからコンシーラーでカバーしましょう。
フェイスパウダーは部位によってブラシをチェンジ
まず大きいブラシで顔全体にフェイスパウダーをのせます。顔の側面まで、ふわっとくまなくのせればOK。細部には小さいブラシを投入!目元や眉、小鼻など、ぬかりなくパウダーをのせておきましょう。このとき、トントンと軽くブラシを置くようにのせるのがポイント!油分が残っているとアイシャドウなどがノリにくいので、上まぶたも忘れずに。ブラシは、顔全体には粉含みのよい柔らかく毛足が長めのもの、細部には小指の第一関節程度のサイズで、長すぎず短すぎない毛足の少し固めタイプを選ぶと使いやすくおすすめです。
Check!使ったのはコレ
A重ねても厚塗りにならず、ナチュラルなツヤ肌に。
B皮脂をコントロールして、さらすべ肌が続くフェイスパウダー。
C 肌をなめらかに整える下地でファンデのノリと持ちをアップ。
Dソフトな肌当たりのペンシルタイプコンシーラー。2色タイプなのであらゆるお悩みをフォローできます。
Point!ハイカバーなリキッドと極薄パウダーで、鉄壁のセミマット肌にしましょう
「目指すのは、素肌っぽさよりも陶器のような隙のない肌。重い厚塗り感は避けたいけれど、きちんと〝ファンデを塗った〟と感じる肌の方が韓国メイクには合うんです。シミや赤み、目もとのくすみなどは、コンシーラーでしっかり消しておきましょう。パウダーは軽やかな粉質のタイプを選ぶことで、顔の凹凸を活かした適度なツヤが残って立体感のある美肌に!」(室橋さん)
02眉は太め&明るめがカギ。〝色素が薄い〟ように作り込む!
ペンシルで眉を描いてからマスカラで明るさをプラス
眉はまずペンシルで形を作っていきます。眉山はカーブをつけないように、なだらかな眉を意識。眉尻はほんの少しだけ短めにすると好バランスに!もともと眉山にカーブがある人は、山の部分をコンシーラーで消しておきましょう。眉を描き終えたら全体に眉マスカラをON。色は自眉よりも2~3トーンほど明るい黄みよりのアイテムが◎。まず毛流れをとかすように全体に塗ったら、毛流れに逆らうように眉尻から眉頭に向かって塗ります。眉毛の根元からしっかりとまんべんなく、毛全体にのせるのがポイント。
Check!使ったのはコレ
A独自の堅さの芯で、毛の1本1本が書きやすい、なぎなた状ペンシル。
B地肌につきにくく、ひと塗りで高発色。03は黄みよりのアッシュブラウン。
Point!自眉が濃い人は、ペンシルで描く前に眉マスカラで明るいベースを
「もともと眉毛が濃い場合、ペンシルで描き始める前に明るい色の眉マスカラを全体に塗っておき、色をトーンアップさせておきましょう。ベースとして塗るマスカラの色は、かなり明るくてOK。存在感を薄くしてから形を整えていくと、理想的な眉に仕上がります」(室橋さん)
03アイメイクのポイントは、うるうる涙袋とセパレートまつげ!
上まぶたは、赤み系カラーをしっかりめにのせる
アイシャドウパレットAの1のベージュをブラシにとりアイホール全体にのせます。2の赤み系は二重幅からはみ出るぐらいにのせていき、目尻は1㎝ほどすっとのばして。目を開け閉じしながら塗り、目を開けたときにしっかり色が見えているぐらいが正解。ぼかしたりせずに、しっかりとのせるのがポイントです。3の2色を細いブラシで混ぜて、黒目の外側から目尻に向かってキワにラインを。目尻は7~8㎜ほど目のラインに沿って自然にスッとのばして。
下まぶたは、肌なじみ抜群の繊細ラメで大人の涙袋をメイク
韓国メイクの要となる涙袋。まず肌なじみのいいCのシャンパンゴールドを目の下に塗ります。目頭から塗っていき、黒目の外側ぐらいまでが目安。キワから少しだけ離して、目のカーブに沿うように塗るのがコツ。太さは均一でOKです。それからチップにBのラメをとり、先にのせたシャンパンゴールドをなぞるように、少し太めにON。上まぶたと同系色にすることで、アイメイクにまとまりが出ます。
アイブロウペンシルで涙袋の立体感をさりげなく強調
眉メイクで使ったアイブロウペンシルを使って、涙袋に〝ぷっくり感〟を仕込みます。下瞼にのせたラメのエッジをとるように、目頭~黒目の下にほんのり影を作るように。ラインをつけると悪目立ちするので、手の力を抜いて、色がついているかわからない程度に!
締め色シャドウで、キツすぎない大人の目力をON
細いブラシでアイシャドウパレットAの3の2色を混ぜて、黒目の下から目尻に向かってラインを引くように締め色をのせます。目尻の角は、上まぶたのラインとつなげないのがポイント。印象がキツくなりすぎず、大人っぽい雰囲気に。さらにブラシに残ったアイシャドウで、下まつげ全体の隙間を埋めていきます。チョンチョンと点置きするようにのせるとナチュラルな仕上がりになり、涙袋の立体感も際立ちます。
Check!使ったのはコレ
A洗練されたヌードカラー8色とコーラルグリッター1色がIN。多彩なメイクを自在に楽しめる。
B贅沢なラメ感で濡れたような目もとに。G13はピンクラスター。
Cしっとりしたクリーム状テクスチャーがまぶたになじみ、ピタッと密着。パールの輝きとキレイな発色を長時間キープ。
アイラインはペンシルで描いてから綿棒でぼかして馴染ませ
ブラウンのペンシルアイライナーで、上まぶたのインサイド全体にラインをひいておきます。さらに目を閉じて、アイシャドウの締め色で引いたラインをなぞるように、黒目の外側から目尻に向かってラインをひきます。目尻までは目を閉じてひき、目尻をのばすときは目を開けた状態で。目尻は事前に引いたシャドウラインから1~2㎜ほどはみ出るぐらいにのばしましょう。さらに、先の細い綿棒を使って、ラインの終わりがブツッと途切れないように目尻をスッとなじませて。普通の綿棒の先端を指でつぶして使うのもアリ!
Check!使ったのはコレ
やわらかジェルでするする描ける、極細2㎜のペンシルタイプ。こすれにも強くにじみにくい。
まつげはとにかく繊細なセパレート命!ダマは厳禁です
マスカラ下地をまつげ全体に塗り、ホットビューラーで根元からしっかり持ち上げてカールをキープさせます。扇形にセパレートするように上げるのがポイント。黒のマスカラは、しっかりと液をしごいてから全体に塗ります。毛先はブラシの先端を使って、ダマにならないよう丁寧に。コームでとかせば繊細なまつげが完成!下まつげも、まつげ1本1本に塗るような感覚で。
Check!使ったのはコレ!
Aしなやかな上向きカールに仕上げる透明マスカラ下地。ゴワつきのない軽やかなまつげに。
B温度を調整する高性能特殊ICチップ内蔵し、カールの最適温度をキープするホットビューラー。
C韓流アーティストを担当するヘアメイクさんがこぞって愛用するマスカラ。パンダ目にならずにお湯でオフ可能。
Dスムーズにダマが取れる、金属製のマスカラコーム。
Point!大人の涙袋は肌なじみの良さが最優先。白浮きは絶対にダメ!
「最大のポイントである涙袋は、ベージュみを帯びたような〝なじみカラー〟を選びましょう。白っぽいと顔から浮きます。ギラギラしたラメも大人にはNG!繊細なラメが絶対条件です。あとは、まつげもとても大切で繊維が入ってなくて、セパレート&カールをうたっているマスカラを使ってください」(室橋さん)
04リップとチークは上品見えするローズとベージュで大人モード全開!
口もとは直塗りしてから指でぼかしてふっくらと
リップは、ぱっきりカラーだけど大人っぽく仕上がるローズ系をセレクト。ほんのりくすんだ色味が、今っぽ顔の秘訣に!上下の唇に直塗りしてから輪郭を少しだけ指でぼかし、さらに下唇の中央にのみ重ね塗り。最後に上下の唇をあわせて「んぱっ」となじませて。
Check!使ったのはコレ
やわらかな使用感で、唇にぴたっとフィットする光沢リップ。深みのあるローズがスタイリッシュな印象に。
チークはベージュ系を広く薄くのせて、目もとと口もとのつなぎ役に
アイメイクとリップにしっかりと色があるので、チークはベージュ系で控えめに。大きめのブラシにとり、頬全体にななめの楕円形を描くようにふんわりと広めにのせます。色をのせるというよりも、立体感をプラスするようなイメージでのせると、こなれ感がアップ。
Check!使ったのはコレ
微細なパウダーが肌にすっと溶け込み、ナチュラルで上品なツヤを演出。オイルコントロールパウダー配合で余分な皮脂を吸着してくれます。
Point!リップとチークも、落ち着いた大人カラーを選んでまとまりを意識して
「口もとは発色がいいものがおすすめ。とはいえ、可愛らしいカラーは顔が一気に幼くなるので、アラサーはくすみ感のある色で落ち着いたムードに。目と口に主張の強い色があるときは、チークはベージュ系一択!やや暗めのシェーディングカラーなら、洗練された大人な雰囲気に仕上がります」(室橋さん)