Culture
【実話怪談】背筋も凍る、本当にあった怖〜い話【キャンプ場で起こった恐怖体験編】
業界人が体験した、本当にあった背筋も凍る怖~い話をお届けします・・・怖くて眠れない夜を過ごすことに、なるかも?カメラマンHさんが過去に体験した恐怖体験をご紹介します。
カメラマンHが〝見えないもの〟に敏感になったのは、16歳の夏
バスケ部の合宿から帰って寝ているときだった。ぐったりとベッドに横になると、遠くからキーンという耳鳴りがしてきた。最初は疲れているだけだろうとやり過ごしていたら、その音はだんだん近づいてきて、耳元でピタッと止まる。その瞬間、ドンッ!と体の上になにかが乗ってきた。
正体は一体なに・・・?
全身ピクリとも動かず、喉をロックされたように声も出ない。頭の中でどうにかしなきゃと焦りながら、どれくらいの時間を過ごしたのかわからないまま、気が付くと金縛りは解けて、ずっしりした重みもなくなっていた。
それ以降、金縛りは頻繁に繰り返すようになった。だんだん耳鳴りのタイミングはつかめてきたし、上半身を少しだけ浮かせるくらいの動作はできるようになった。金縛りになるたびに自分の体に乗っている“何か”を確かめようとしたが、どうしても目には見えなかった。