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計算方法を忘れている人が続出の難問!?「(2と1/3)÷(1と5/9)」正しく計算できる?
通勤時間や、すきま時間に、算数クイズで頭の体操をしてみませんか?簡単そうに見えても意外と解き方を間違えているかも!?わからない問題も解説を読めばスッキリするはず、さっそくトライしてみて♡
「(2と1/3)÷(1と5/9)」正しく計算できる?
不思議な形の分数どうしの掛け算。見たことはあっても計算方法を覚えていない人も多いのでは?
気になる答えと解き方はスクロールしてみて!
答えは?
答えは「3/2」。
かなり複雑な計算でしたね・・・。正解した人はさすがです!それでは解説をしていきますよ。
今回のポイントは帯分数を仮分数に直すこと。今回登場した分数の隣に数字がついている分数を帯分数と呼びます。帯分数は整数の部分を分数の外に出して表示しています。そのため、分数に直すときには足し算で計算できますよ。「2と1/3」なら「2+1/3」、「1と5/9」なら「1+5/9」です。整数は分母を同じにして計算すればいいので「2+1/3=6/3+1/3」で「7/3」、「1+5/9=9/9+5/9」で「14/9」となります。
次は分数の割り算です。分数の割り算は、割る数の分子と分母を逆にして掛け算にすることができます。仮分数に直した式は「(7/3)÷(14/9)」。これを掛け算に直すと「(7/3)×(9/14)」になります。分数の掛け算は分子どうし、分母どうしをかければいいので「(7×9)/(3×14)」となります。「7と14」は「1と2」に、「9と3」は「3と1」に約分できるので「1×3/1×2」。これを計算して答えは「3/2」です。
わかりましたか?
普段は電卓やスマホに頼りがちな計算ですが、自力で考えようとすると、意外と戸惑ってしまうこともありますよね。たまにはクイズで腕試しをして、鍛えておきましょう!
文/andGIRLweb編集部