「4×(3/2−2/3)」正しく計算できる？

分数が出てくることでより複雑に見えるこの問題・・・でも、あなたなら解けるはず！

気になる答えと解き方はスクロールしてみて！

答えは？

答えは「10/3」。

正解できましたか？それでは解説に移ります。

今回のポイントは通分です。問題にあるような分母が異なる分数で足し引きするときは通分することが必要です。通分という言葉を久しぶりに聞いた人も多いはず。通分は分母を同じにすることです。
今回は分母が2と3なので、「6」に通分します。「3/2」は全体に3をかけて「9/6」、「2/3」は全体に2をかけて「4/6」になります。そうするとかっこの中は「(9/6−4/6)」になります。分母が揃えばあとは分子を引くだけです。「(9−4)/6=5/6」になります。
ここまでの結果を式に戻すと「4×5/6」になります。分数の掛け算は分母どうし、分子どうしをそれぞれかけて計算します。整数の4を分数に直すと「4/1」になるので、「(4/1)×(5/6)」となります。4と6は「2と3」に約分できるので、「(2/1)×(5/3)」になります。あとは分子と分母をそれぞれかけて「(2×5)/(1×3)=10/3」。答えは「10/3」です。

わかりましたか？
普段は電卓やスマホに頼りがちな計算ですが、自力で考えようとすると、意外と戸惑ってしまうこともありますよね。たまにはクイズで腕試しをして、鍛えておきましょう！

文／andGIRLweb編集部