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大人の〝黒〟を上手に着こなすテク♡神崎恵流、男子を魅了する最旬メイク&コーデ術
涼しげで色っぽい夏の黒で男心をくすぐって
シックで上品な夏の黒は大人の女にこそ似合う色。けれど、「とりあえず無難だから黒」という選び方をしていると暑苦しく、野暮ったく見えてしまう危険な色でもある。
夏の黒と上手に付き合うには、この色が持つコントラストの強さを上手に利用するのがポイント。肌見せや透け感のあるメイクで軽やかさを出すと、色が重いぶん一気に涼しげなムードをまとえる。
実は、夏の黒は男性の目を引く効果も抜群に高い。肌の白さやなめらかさが際立つし、派手色に「うわぁ・・・」と引いてしまう男性にも見慣れている黒なら「ドラマティックだけど奇抜じゃない」という安心感も与えられる。涼しげで爽やか。だけど、どこか秘密めいていて色っぽい。そんな裏腹な魅力を持つ黒で彼を翻弄し夏の恋を実らせて。
今月のテーマ・・・黒
〝黒〟の神崎流処方箋は「黒ワンピの選び方」「黒に合うメイク」「黒小物の取り入れ方」の3つ!
01大人の黒ワンピは、肌見せや軽い素材で重さを削ぐ
色の面積が大きい黒ワンピは、重たく見えがち。背中あきやノースリーブなどの肌見せワンピや、さらりとしたコットン素材などで抜けを作ると、上品さをキープしつつ、軽やかな印象に。
02顔は重くしない、素を生かしたメイクが涼しげな黒を作る
黒ワンピを着ると、色の重さに合わせて「マット肌×がっつりアイライン×赤リップ」といった重い顔をつい作りたくなるもの。でも、夏にこの顔では暑苦しさが倍増!透け感のあるメイクで、涼しげに仕上げた方がシャレて見える。
今っぽい目元になれるほどよいテラコッタブラウン
「薄づきでも奥行きのある目元に仕上がります」
唇が透ける自然な血色感がお気に入り♡
「顔を軽くしたい黒ワンピやカジュアルの日にぴったりの色」
Check!TECHNIQUE
目元は、パレットの右上をアイホールと下まぶたにのせ、右下を締め色として目の上下のキワにぐるりと入れる。唇はリップブラシで輪郭を取り、端正に仕上げるのがポイント。
03黒い小物はあえて甘い服に使ってみる
何にでも合う黒のバッグや靴だけれど、わたしはあえて辛口なデザインの小物を花柄などの甘い服と合わせてモードに振るのが好き。黒は甘さをおさえ、大人っぽく凛としたムードが出せるので、ぜひ取り入れてみて。
夏の黒を重く見せずに着こなすテクに注目!
女性をキレイに見せてくれる夏の黒だけど、選びや合わせ次第では「無難だからただ着ているだけ」の人に見えてしまうことも・・・。ベーシックカラーだけに、派手色を嫌いがちなメンズからのウケもいいんです♡せっかくそんな優秀カラーを取り入れるなら、より素敵に見せる工夫を怠らないで!暑苦しく見えないよう軽さを出すのがコツ。
andGIRL2020年6・7・8月号より 撮影/川﨑一貴(MOUSTACHE) スタイリング/川﨑加織 ヘア/工藤由佳(Un ami omotesando) 取材・一部文/伊藤彩子 ※コスメの価格は編集部調べ。