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残暑のときにこそ和装で涼感を楽しむ♡自分で着てみよう!おうちで浴衣計画! 【モデル・美香連載vol.28】
今回教えていただくのは・・・美蘭レンナさん
美香:はじめまして!先生は元宝塚の娘役を卒業後、日舞の師範でもいらっしゃるとか?
美蘭さん:はい。ですので、浴衣はお稽古の時は必ず着るので日常着にも近い存在ですね。
美香:わぁ〜素敵!今日もパパッとスタジオにいらしてから着替えられていましたよね。今日はよろしくお願いします!
美蘭さん:では早速始めましょう〜♡
01美香ちゃんが選んだこの夏のベスト3!
わぁ〜♡浴衣の色や柄も毎年進化してるよね!
美香:これまでは白地に花柄など白ベースを選ぶ傾向がありましたね。今回、集めていただいた浴衣の中でこの3つを選んだのはフレッシュな着こなしを想像したから。今までなら絶対に選ばなかったであろう、鮮やかな緑。他の2柄も可憐なハートに画風な花柄とそれぞれに個性があって。最終的に緑を選んだのは一瞬、難しいかな?と思ったけれど冒険したかったのと洗練されたイメージになりそうで楽しみだから!
02実際に美香ちゃんが着付けに挑戦!
左身ごろを上に腰紐を縛る!のは自分で出来ました
美蘭さん:着慣れていらっしゃるからか、最初の基本的な着方は綺麗ですね。あとは襟の合わせをキュッ!と締める方が知的な女性らしさがでるので襟合わせも重要です。次に身八つ口から手を入れて手刀のように鋭いイメージで(片手でスッとシワを伸ばすように)で腰回りのお端折のもたつきを防いでいきましょう!
2本目の腰紐はどの位置になるのか教えて下さい〜
美蘭さん:だいたいみぞおちの位置に2本目の腰紐を1本目よりは少し緩く、あまり苦しすぎない程度に結びます。1本目が重要で着崩れ防止になるようにキツめ結ぶので。残った腰紐の端は回した紐に絡めるように処理して下さいね。さらにお肌着が隠れるようにキュキュキュッと全体を整えて美しく見えるように。
美香:なるほど。わかりました。お肌着が脇から覗かないようにするのもポイントなんですね!
美蘭さん:はい。ご自宅で浴衣を楽しむがテーマなので下段の着付けイラストにある14番・15番の伊達締めの工程は省略しています。伊達締めは浴衣の合わせを崩れにくくお端折をまっすぐに保ち、全体をスッキリと見せる細い帯の役割なので。しんどくなりそうな方ならば無理はなさらないでください。美香さんの場合は、選ばれた浴衣がお端折があまり出なかったので伊達締めがなくてもスッキリした印象になったかと思います。