Fashion
秋になったら習いたかったフラワーアレンジメント! 憧れの先生と一緒に特別レッスンスタート♡ 【モデル・美香連載vol.29】
今回教えていただくのはShoujiro Yamaguchiさん
美香「先生、こんにちは!様々なシチュエーションでのお花アレンジがとても洗練されててすごく楽しみにしてきました。」
Shoujiroさん「それは光栄です。こちらこそ、よろしくお願いします。早速ですが今日使うお花の説明から始めましょうか?」
美香「はい!よろしくお願いします」
01初秋に寄り添って選んでいただいた8種類の花々
繊細でどこか懐かしさもある優しいお花たちですね
Shojiroさん「秋を特に意識したのはcセダム、d銀香梅、hフジバカマあたりですね。あとはbスモークグラスをススキや稲などに代えても秋らしさを感じられます。その他の花々は現代においては通年どこかで手に入れやすくなりましたが今回は美香さんの大人の可憐さをイメージしてアレンジしたいな、と思いましたのでこのような組み合わせを揃えてみました」
美香「お家時間でもお花を飾るのを絶やさないのですが先生が選んでくださった花々はこれまであまり馴染みがなくて、とっても新鮮です。出来上がりを想像しただけで既にワクワクしています」
Shoujiroさん「ではアレンジを始めますね!まずは花材を並べて花器に差しやすいように花の茎をカットしていきましょう」
02花器の倍のバランスに花の丈を合わせてカット
花器の倍!そうなんだ!初めて知りました
Shojiroさん「まずは使用したい花器の背丈の倍の長さになるように全体をカットして花を束ねるための準備をします。最初は長い枝幹の中央部分から無駄なく切り落とすのがコツです。例えばaヒペリカムやgクリスマスローズなどは枝の中央から最大限の長さをキープするように小さな枝に沿ってカット」
美香「わわわ、ココからして至難の技ですね」
Shojiroさん「1本の枝に細かい枝がついている場合が多いので。束ねるときに扱いやすくなるので大切な作業なんです。次に咲かないお花の部分は葉っぱから処理します。これも花束を長持ちさせるためのコツなので。無駄な葉っぱはすぐに枯れますし、可哀想ですが葉っぱを上から下に削ぎ落とします」
美香「削ぎ落とす?」
Shojiroさん「はい。先に処理すべき葉っぱもあるので。1枚1枚でも良いですが茎の下の方に向かって葉っぱをまとめて落とす感じです」
美香「こういう行為を知らなかったからある意味葉っぱをまとめて落とす!そんなテクニックもあるんですね。いろいろな技を知れて嬉しい。
」
03束ねる1本目の手は下から5㎝辺りを持って
花の茎が下から5㎝見える位置!なるほど!
Shojiroさん「花束をまとめるポイントの目安を先に伝授しますね。それは手の中でスパイラル状に螺旋を描くようなイメージです。花はクロスして束ねると折れたり潰れたりしてキレイにならないので・・・絶対にスパイラルが基本となります」
美香「あ!昔の易者さんが割り箸みたいな細い竹の筮竹をグルっと螺旋にするようなイメージですね!」
Shojiroさん「よくご存知ですね!そんな雰囲気です(笑)」