ネガティブな言葉＆汚い話し方ではどんどん運気が下がります

「お金がない、出会いがないと口にしていると現実になるので、悲観的な言葉は控えましょう。もし弱音を吐きたいときは、声のトーンや口調を明るくすれば意味合いが変わってきますよ。自分の言葉に責任を持ち、言霊を大切にするのが幸運への道です。年齢を重ねると語気が強くなりがちなので、録音して自分のしゃべり方を確認しましょう」（李家幽竹先生）

元NHKアナ・野村さん直伝！〝上品な話し方〟の5つのポイント！

01「ソ」の音階で明るく笑顔でハキハキと

笑顔の口の形で話すと声がクリアに届きます。上の歯を見せながら口角を上げるのがポイント。その状態で「ソ」の音を目指してトーンを上げると明るい印象になります。「ソ」より上の甲高い声や裏声は、地声とかけ離れすぎて本音を隠していると警戒されてしまいます。下品なキンキン声にもならないようにコントロールしましょう。

02過度な敬語はむしろNG！TPOに合った言葉遣い

やたら敬語ばかり使うのは、必ずしも好印象を与えるとは限りません。相手が言葉をどう受けとるのか、その場の空気やその人との関係性を考慮して、ときには砕けた話し方を織り交ぜるのが大人です。また、接頭辞の「お」をつけすぎると品性に欠けます。お母さんが子供に「お薬」「お顔」と会話しているようで幼稚に聞こえてしまうのでほどほどに。

03周りの人に配慮した声のボリューム

ボソボソと聞き取れない声でしゃべるのは相手に失礼だけど、ボリュームが大きすぎても困らせてしまいます。飲食店で隣の席の人が聞こえるくらい響く声の人っていますよね。周りを不快にさせてしまうのはマナー違反。もしかして自分もそうなっていないか、今一度気を付けてみて！

04アナウンサーが大事にしてます！〝最後の1音を丁寧に〟

最後の1音は意味を持たないことが多くて雑になりがちだけど、相手の心には最後の印象として残りやすいんです。アナウンサーは、その1音をそーっと置くイメージで話しているそう。言葉尻まで心を込めて発言することですごく素敵な印象になります。

053Dワードはできるだけ避けて

悪口だったり、人前で会社名などの固有名詞をおおっぴらに言うのは人としてNG！否定的な「でも」「だって」「どうせ」の3Dも共感を得にくく、人を遠ざけてしまうワード。つい発言してしまうことだけど、イメージダウンしやすいので避けるのがベター。

こんなときはどうすればいい？

どうしても気分が落ちてしまっているとき

⇒声を無理矢理「ソ」のトーンまであげて！

テンションが高いと声色が明るくなるのと同じように、声のトーンを上げると感情が自然と上向きます。心と声は連動しているので、元気を出したいときは「ソ」の音までトーンを上げてみて。

彼や部下にどうしてもイライラしているとき

⇒3つのテクニックで話し方をクールダウン

１.スピードをゆっくり落とす
２.言葉のテンションを消す
３.発音を柔らかく

感情に任せてノンストップに話し続けるのは高圧的。まずスピードをゆっくり落として相手に話すタイミングを与えます。強い語気を自制しながら3つのテクニックを実践すると話し方が落ち着き、怒りや昂った感情もクールダウンできます。

まずは自分のしゃべり方を知るところからスタート！

普段どんなふうにしゃべっているのか自分の声を録音して聞くと、意外と知らなかったクセを客観視できるようになります。仲のいい友だちとの会話でも上品な話し方を意識して、運からも人からも好かれる女性になりましょう♡

風水について教えてくださったのは・・・

李家幽竹先生

風水師。朝鮮・李王朝の王族の中で、王家のための風水の知識を継ぐ家に生まれる。運とともに女子力まで高める独自の風水学にファン多数。これまで出版した書籍は200冊以上。
http://yuchiku.com/

話し方について教えてくださったのは・・・・

株式会社KEE'S代表　野村絵理奈さん

元NHKキャスター。ミスユニバース・ジャパン・スピーチレッスン公認サプライヤー。大手企業を中心に、話し方・コミュニケーション・スピーチ技術などを講演。著書は『5000人を変えた！ 話し方の新・習慣77』などがある。
https://www.kees-net.com/blog/

文／飯田帆乃香