そもそもバレンタインデーってどんな日？

ローマ時代からある〝カップルが愛を祝う日〟！

バレンタインデーの起源は諸説ありますが、〝バレンタイン〟という言葉は、3世紀のイタリアに存在したと言われるキリスト教司祭バレンティヌスに由来すると言われています。その当時、イタリアを治めていたローマ帝国皇帝のクラウディウス2世は、愛する人がいると兵士のやる気が下がるという理由から、兵士たちの結婚を禁止していました。そんなときに、兵士たちをこっそり結婚させていたのがヴァレンティヌス司祭です。その事実を知った皇帝は大激怒。ヴァレンティヌス司祭を処刑してしまいました。その日が、2月14日と言われています。

もともと古代ローマ時代のイタリアでは、2月14日は結婚生活の守護神である「ユーノの祝日」とされて、男女の出会いの日として親しまれていました。そしてその翌日には「ルペルカリア祭」という祭が行われるのですが、処刑されたヴァレンティヌス司祭はその祭の生贄にされたと言われています。

そして後世の人々は、生贄にされたヴァレンティヌス司祭の勇気ある行動を讃え、ヴァレンティヌス司祭が処刑された2月14日を「聖バレンタインの日」と呼び、お祈りするようになりました。これがバレンタインデーの起源で、時代とともにその形を変えていき、今のバレンタインデーの形になっていったようです。

Check!バレンタインのチョコレートで開運する方法とは？

01「ローチョコレート」をチョイスすると恋愛運がアップ！

カカオの成分が多く残る「ローチョコ」は、幸福感や愛の気持ちをさらに増幅させてくれる♡

「ローチョコレート」というチョコを聞いたことがありますか？「ロー」は生という意味で、熱していない生のカカオ豆から作ったチョコレートのことをさします。通常のチョコは加熱して焙煎したカカオを使って作るので、製造過程でカカオの成分の効果が半減してしまうことがあるのですが、ローチョコレートは、カカオをローストすることなく全行程を48℃以下で作るため、カカオの栄養成分が弱まることなく含まれるとされています。

カカオには、〝恋愛ホルモン〟と呼ばれる「フェニルエチルアミン」や、人間の脳の快楽中枢を刺激して至福感をもたらす「アナンダミド」という成分が入っています。つまり、ローチョコレートならその成分が普通のチョコよりたくさん含まれているんです！そのため、告白したい相手や彼氏にローチョコレートをプレゼントすれば、その後により幸福な気持ちになったり、あなたに対しての愛が強くなる可能性が高くなるというワケ♡もちろん、自分で食べても幸福度アップにつながって◎！

もしローチョコレートが手に入らない場合は、カカオ濃度の高いチョコレートや、カカオの知識を持つBean to Bar工房を持つお店のチョコレートを選ぶと良いでしょう。

02「チョコレートドリンク」を飲むと金運アップ！

チョコレートには「金毒」を流してくれる作用も♡

マヤ文明やアステカ文明では、カカオは神秘的な力を持つとされていて、神様の食べ物だとされていました。また、生産数が限られていて貴重だったことから、通貨としても使われていました。貨幣として使われていたぐらいですから、カカオを食べられたのは、裕福な貴族や王族だけだったと言われています。そして彼らは、発酵・乾燥させたカカオ豆をフライパンのようなもので煎って殻を取り、砕いてペースト状にしたものにとうもろこし粉や唐辛子、チリなどと一緒に水を混ぜてドリンクにしていました。つまりこの風習をマネしてチョコレートドリンクを飲むことで、金運がアップにつながるんです♡

また風水の観点からも、チョコレートは金運アップの食べ物と言われています。「お金が貯まらない」、「借金がある」という人は、風水的に見ると「金毒（ごんどく）」に侵されていると考えられていますが、この悪い気である「金毒」を流してくれる作用があるのが、チョコレート。普通にチョコレートを食べるたけでも良いですが、より悪い気を洗い流せるよう、飲みやすい液体状のチョコレートドリンクにするのがおすすめです！

恋愛運も金運も上げてくれる、スーパーパワフルなスイーツ・チョコレート。バレンタインシーズンの今は、たくさんのチョコが市場にでているので、さまざまな種類のチョコを試しやすくなります。ぜひカカオ成分が高いものやチョコレートドリンクを取り入れて、運気アップを目指してみてくださいね♡

＊参考サイト
https://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/story/A15970/A18001/
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO96638260Y6A120C1000000/
https://suit-chocolate.com/rawchoco/
http://www.chocolate-cocoa.com/dictionary/history/world/w01_b.html

文／水浦裕美