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運気をアップするために知っておきたい!暦の〝吉日の種類〟と開運アクションまとめ♡
06己巳の日(つちのとみのひ)
「巳の日」の金運アップパワーがより倍増する日
干支の巳と十干の「己(つちのと)」が重なった日。60日に1回しかやってきません。
「己」は五行思想で「土」の運気を持ち、土は金を産むと言われています。金運アップの巳の日に土のパワーが加わって、さらなる金運アップが期待できる日!弁財天さまをおまつりしている神社では、「己巳の日」にお祭りをやっていることもあります。お祭りに参加したり、神社にお参りして金運を上げるのがおすすめです。
07天一天上(てんいちてんじょう)
旅行や引っ越しに向いている期間
「天一天上」も、干支にまつわる吉日です。ただ、「天一天上」は、「癸巳(みずのとみ)」から「戊申(つちのえさる)」までの16日間のことを言うので、吉日というより運気の良い期間と言った方が良いかもしれません。
方角を司る方位神さまに、「天一神(てんいちじん)」という天と地を定期的に行き来している神さまがいるのですが、この神さまがいる方角に向かうと祟りが起こると考えられていたため、平安時代には行きたい方向に天一神がいた場合は、わざわざ遠回りして行ったと言われています。この「天一天上」の期間には、「天一神」が天へと帰っていて地上のどの方角にもいないので、方角を気にせずに自由に動けるとされ、旅行や引越し、お出かけに良いとされています。
08母倉日(ぼそうにち)
入籍や引越しをするならこの日がおすすめ
「母倉日」とは、古くから伝わる暦の下段に書かれた「七箇の善日」という、日の吉凶を示す注意書きの1つ。十二支と関連していて、回数はその年によって違いますが、2021年には75回あります。
「母倉日」は、「母が子を育てるように天が人間を慈しむ日」とされていて、何事をするのにも向いている日とされています。特に向いているのが、入籍や結婚式などの婚姻関係。さらに、家を建てたり修理したり、引越しするのにも適しています。
09神吉日(かみよしにち・かみよしび)
神さまのご加護を受けられる日
「神吉日」も「七箇の善日」の1つで、その日に割り振られた干支で決まります。該当する干支が33種類と多めなので、2021年は201回とかなり多めです。
神吉日は読んで字のごとく、神社への参拝や、祭礼、御先祖さまをおまつりする祭事に良いとされている日。神社へ参拝に行ったり、お墓まいりに行くのがおすすめです。
10鬼宿日(きしゅくにち)
吉日だけど婚礼儀式は避けて!
「鬼宿日」も「七箇の善日」の1つ。中国で生まれ、天文学や占星術で用いられた「二十八宿(にじゅうはっしゅく)」から来たもので、28種類ある中で最も良い日とされています。2021年は13回巡ってきます。
「鬼宿日」には、鬼が宿にこもる日という意味があり、悪事を働く鬼が外に出られないため、鬼に邪魔されずに何事もできると言われています。この鬼宿日は、お釈迦さまが生まれた日だったという説も。何事にも良いとされているので、新しい挑戦を始めたり、新しいお財布を使い始めたりするのがおすすめ。ただ、結納や入籍、結婚などの婚礼儀式に関することはあまり良くないので、この日は避けましょう。