2025年の運気をアップさせるには？

教えてくれたのは・・・李家幽竹先生

一般社団法人李家幽竹空間風水学会理事長。韓国・李王朝の流れをくむ風水師。様々なメディアで幅広く活躍し、300冊以上の書籍を出版。風水検定講座も開講中。
HP：https://yuchiku.com/

「発見する」「修復する」「楽しみを取り入れる」の3ステップで幸運の土壌作りを

風水では9年ごとに運気がひと回りすると考えられ、2025年は二黒土星が中宮に位置する「土」の年です。「土」の年は自分のベースとなる土壌を見直し、実りある豊かな土壌を作ることが大切な年です。風水では今まで自分が形成してきた経験や考えは「土」と考えられ、その「土」は積み重なり地層となります。2025年は自分の地層を根底から見直して、豊かな地層に作り替えていくことが必要。自分の人生=土壌について奥底まで掘り返し、過去の出来事にひとつひとつ向き合って見直してみることが大切です。

過去の辛いことも〝そうだったよね〟と気づき、受け入れてあげることが、地層の修復につながっていきます。さらに、その土壌が実りをもたらすためには土そのものが豊かである必要があります。おいしいものやお気に入りのもの、好きな人と過ごす時間など、自分には〝これがあったら幸せ〟と感じられるものを積極的に取り込んでいくことで、土壌も豊かになります。

新しいものから次の運を取り入れて

また、「土」の年は〝こうでなければいけない〟という思い込みにとらわれると、土壌が凝り固まり運の種が芽吹かなくなってしまいます。柔軟な思考や新しい方法を取り入れ、やわらかく満ち足りたふかふかの土壌が育まれれば、たくさんの実りを生み出すことができ、次の運へとつながる人生の地盤を築くことができます。

幸せを呼び込むためにやるべきことリスト

2025年は運気が大きく変動し、変化が起こりやすい時期。恐れずに新たな時代の波に乗るための開運アクションを李家先生が直伝。

まずは固定観念を捨てて生まれ変わる準備を！

やわらかい心を持ち、固定観念を解き放つことが大きな成長につながる一年に。「今までこうだったから・・・」「私には似合わないから・・・」。その考えは、無意識や先入観や思い込みにとらわれてしまっているかも！？新しい発想や考え方で、積極的に行動をすることで心も体も弾み、運気UPに。

意外と知らないことも！？「全出し」で自分自身の理解を深めて

いい土壌を作るためにはまず自分のことを知ることや自分を俯瞰する視点が必要です。そのために、自分の容姿や性格、自分の好きなもの、人間関係など思いつくまま〝すべて〟をノートに書きだす「全出し」をしてみましょう。客観視できるようになり、進むべき道が見えてきます。

彼への「察して」はNG！しっかりと言葉にして

ついつい、パートナーに自分の気持ちを態度で示してわかってもらおうとしていませんか？「言わなくても察してほしい」と相手に甘えるのではなく、言葉で話し合える関係性や環境を作ることが大切。「土」の年は「交わる」ことで運気がいい方向に向くので、親密度にかかわらずパートナーとははっきりと言葉でコミュニケーションをとって仲を深めて。

自分のベースを豊かに！習慣を見直して「あったらいいな♡」について考えてみて

「棚の高さが微妙じ使いづらい」「メイクはこの順番で」など日常の中でルーティン化しているものの、なんだか不便さやストレスを感じていることはないですか？今こそ見過ごさずに、解消するために行動することが大切。固執せず、柔軟にアップデートを！また自分にとって「あったら幸せなもの」について考えるのも◎。自分を満たすものに「気づく」ことで運が動きだします。

心も体も柔軟に！いつも以上に気を配って

運を生み出すためには健康な体が地盤になります。自分の心と体にいつも以上に気を配り、耳を傾けて変化に「気づく」ことで地盤が修復されて運気も向上していきます。いい土壌作りには満遍なく栄養をとることも必要不可欠。食事で足りない栄養はサプリで補ってみて。また、体を柔軟にするストレッチも運を吸収しやすくなるので◎。

見てみぬふりからは卒業！埋もれている傷に気づいてチャンスに変えて

「こうしたらもっとよくなるとわかっているけど・・・」。そんな気がかりを放置しておくと、運の足を引っ張ることに。向き合い改善することに務めて。また過去の経験の中で心に傷やトラウマがある人は、「それがあったからこそ得られた運」なんだと見方を変え、過去を解放しましょう。そうすることで地層が修復されて運が生まれやすくなりますよ。

文／渡辺麻衣子　※andGIRL2025年冬号より

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