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アラサー世代の〝なんか不調〟に薬膳が効く♡自宅で簡単おいしい薬膳レシピ13選
薬膳って「苦そう」「まずそう」「作るのが大変そう」と思っていませんか?でもそれ勘違いですから!薬膳に詳しいAtsushiさんに、おいしくって不調に効く、簡単で写真映えもバッチリな体質別・薬膳レシピを教えてもらいました。体の不調のタイプ別に、スープやサラダなどの副菜からメイン料理まで、おすすめメニューをご紹介します。
教えてくださるのは
Atsushiさん
そもそも薬膳って何?
季節や体質、体調に合った食材を組み合わせた料理のこと。
薬膳は食事による養生法。漢方の理論に基づき、体質や体調に応じた食材を組み合わせた料理を食べることで、自然治癒力を高めます。
薬膳は食事による養生法。漢方の理論に基づき、体質や体調に応じた食材を組み合わせた料理を食べることで、自然治癒力を高めます。
高麗人参とかが必要?
生薬はなくてOK!食材に薬と同じ効果があるという考え方に基づきます。
日常的な食材にも薬のような効果があると考える「薬食同源」が薬膳の基本。作用が薬より穏やかなので、おいしく体質改善できます。
日常的な食材にも薬のような効果があると考える「薬食同源」が薬膳の基本。作用が薬より穏やかなので、おいしく体質改善できます。
どうやってレシピを考えるの?
食材の性質や旬を考慮し、効果が出やすい組み合わせに。
食材の性質を5つに分けた「五性」、味と効能を5つに分けた「五味」、食材の旬や香りが持つ効果なども併せてレシピを作ります。
食材の性質を5つに分けた「五性」、味と効能を5つに分けた「五味」、食材の旬や香りが持つ効果なども併せてレシピを作ります。
気虚(ききょ)・・・内臓の働きが低下して、生命力が落ちている状態
- 食欲がない
- 風邪をひきやすい
- なんだかダルい
Check!これで解決!
胃腸の機能を高め、「気」を補う穀類、イモ類、肉類を食べて!
「身体を温める食材を摂り、胃腸をいたわって。玄米などの穀類やイモ類は、疲労回復に効果大。にんにくは食欲不振や風邪の初期に◎。」
「身体を温める食材を摂り、胃腸をいたわって。玄米などの穀類やイモ類は、疲労回復に効果大。にんにくは食欲不振や風邪の初期に◎。」
じっくり蒸したさつまいもの自然な甘みが口の中に広がる
01とうもろこしとさつまいものスープ
材料(1人分)
- さつまいも......120g
- とうもろこし缶......100g
- 豆乳......200mℓ
- はちみつ......小さじ1
- 塩......少々
作り方
①さつまいもは30分間蒸す(30分以上ゆっくりと加熱すると甘味が増すため)。②粗熱を取ったさつまいも、とうもろこし、豆乳、はちみつをミキサーで混ぜる。味が薄ければ塩少々を加えて。
Point!
- 気を補うとうもろこしで気力・体力UP!
スパイシーだけどやさしい味!クミンの香りがアクセントに
02メキシカン玄米ボウル
材料(1人分)
- かぼちゃ......100g
- ごま油......小さじ1
- にんにく......1片
- ラム肉......150g
- 玉ねぎ......1/4個
- トマト缶......1/2
- 玄米......1人前
- 固形コンソメ......1個
- クミン......小さじ2
- チリパウダー......大さじ1
- 塩......少々
作り方
①かぼちゃは食べやすい大きさにカットして、500Wの電子レンジで3分加熱する。②フライパンでごま油を熱し、粗みじん切りにしたにんにく→玉ねぎの順に炒める。③にんにくの香りが立ってきたら、ラム肉を加え、さらに炒める。そこにかぼちゃ、トマトを追加。固形コンソメをつぶしながら加える。④クミン、チリパウダー、塩を入れて味を調えたら、玄米の上に盛る。
Point!
- 身体を温めるかぼちゃはダルさに効く
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