Lifestyle
寺島しのぶの〝私がアラサーだった頃〟迷い多きアラサー時代を生きるヒントについて
さまざまな場面で人生の岐路を迎えるアラサー時代を、キレイで素敵な人生の先輩5人はどう乗り切ったのか徹底取材!アラサーの頃から続けている美容法から生き方のアドバイスまで、すぐ実践できるヒントが満載です!唯一無二の存在感を放つ女優の寺島しのぶさんに、お仕事のことから結婚についてまで、いろいろ聞いてみました。
人生を乗り越えるための体力は30代までに作られる
アラサー期に徹底して運動や食事で体を作ってきた寺島さん。その貯金が、家族ができて体作りに時間を割けなくなってくる40代以降の人生で、かなり生きているそう!
我慢なんて必要ない。パワーのある今のうちにデンジャラスゾーンを体験すべき!
Sports
モヤモヤする気持ちを全部スポーツで発散していた
8時間ジムにいるほど運動にのめり込んでいました。
「女優業で自分がやりたいものができなかった当時は、そのモヤモヤを運動で発散していました。学生時代にハンドボールをやっていたこともあり、根っからの体育会系なんです。8時間ジムにいて運動したり、エアロビの先生を追っかけてレッスンをハシゴしたり、出演する舞台の劇場まで走って行ったりと、ちょっとおかしかったのかも(笑)。今は、だいぶ緩やかで短時間になりましたが、ヨガなどで体を動かす習慣は続けています」
「女優業で自分がやりたいものができなかった当時は、そのモヤモヤを運動で発散していました。学生時代にハンドボールをやっていたこともあり、根っからの体育会系なんです。8時間ジムにいて運動したり、エアロビの先生を追っかけてレッスンをハシゴしたり、出演する舞台の劇場まで走って行ったりと、ちょっとおかしかったのかも(笑)。今は、だいぶ緩やかで短時間になりましたが、ヨガなどで体を動かす習慣は続けています」
Breakfast
朝ごはんはガッツリ!食べないなんてありえない
スロージュースも当時からのお気に入り!
「私が丈夫でいられるのは、寺島家の朝ごはんがすべて。楽屋に入ってしまうと一切食べない父・尾上菊五郎に合わせて、朝から焼き肉やしゃぶしゃぶが食卓に並んでいました。当時からずっと飲み続けているのは、スロージューサーで絞ったニンジン、小松菜、リンゴをベースにしたジュース。これを飲まないと調子が出ません」
「私が丈夫でいられるのは、寺島家の朝ごはんがすべて。楽屋に入ってしまうと一切食べない父・尾上菊五郎に合わせて、朝から焼き肉やしゃぶしゃぶが食卓に並んでいました。当時からずっと飲み続けているのは、スロージューサーで絞ったニンジン、小松菜、リンゴをベースにしたジュース。これを飲まないと調子が出ません」
寺島さん発、アラサーのうちにやっておくべきこと
ズタズタに傷ついておく
「傷ついた経験がある方が人に優しくなれるから、ズタズタに傷つくのも悪くない。でも、40代になるとダメージの回復に時間がかかるので、今のうちに済ませておいて」
目標を定める
「この頃って時間があってたくさんインプットできるけど、すぐキャリアに結びつくわけじゃない。自由だけど苦しい時期。でも目標が定まっていれば、それが支えになります」
寺島さんの魅力は仕事も恋も全力で立ち向かってきた結果!
30歳のとき演じた役で賞を獲り、それが人生の転機になったという寺島さん。20代の頃は仕事で居場所を探してもがいたり、恋愛では死のうと思ったこともあるそう。だけどその苦しみ全てが今の彼女の輝きを作っているんですね。アラサーのうちに思い切り傷ついておくことが、魅力的な大人になるカギなのかも!
撮影/資人導(Vale.) スタイリング/中井綾子(crepe) ヘアメイク/片桐直樹(effector) 取材・一部文/伊藤彩子