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ハンドボール日本代表・東江雄斗選手が語る、東京五輪への思いとは?好きな女性のタイプも聞いちゃいました
Profile
あがりえ・ゆうと
1993年7月6日生まれ、沖縄県出身。2016年から、日本ハンドボールリーグ・大同特殊鋼フェニックスへ加入し現在も所属。同年の社会人選手権では最優秀新人賞を獲得し、翌年にかけてのシーズンで得点王に輝くなど、期待のホープ。
Check!父も母も、兄もハンドボール選手なので小1からハンドボールやってます!
ーーいよいよ、東京オリンピックイヤー。ハンドボール日本代表としても注目されていますが、ハンドボールを始めたきっかけは?
「父と母が2人ともハンドボール選手で、4つ年上の兄もハンドボールをやっているんですが、兄の影響で僕も小学校1年生からハンドボールをはじめました。僕が育った沖縄県浦添市って、ハンドボール王国都市宣言をしているぐらいハンドボールが盛んな地域なんです。いまでは浦添市の全小中学校の部活動にあるスポーツなんじゃないかな。そんな中、物心ついた時から両親の試合を観に行っていたし、ハンドボールとともに生活してきたので、自然とこの競技をやっていましたね」
ーー東江選手のポジション・センターバックはどんな役割?
「バスケでいうポイントガード、バレーボールでいうセッター的な感じですかね。攻撃の司令塔で、僕が指示した攻撃を組み立てていき、得点に結びつけます。コート上の監督と言われることもあるぐらい、重要な役割ですね」
ーー東江選手の得意プレーはなんですか?
「なにか1つに突出した能力があるというよりも、スピード、パワー、緩急をつけるなどすべての局面で人並み以上にできるのは自分の強みだと思っています。強いていえばもうちょっとフィジカルを鍛えたいですが、それを言えば逆にすべてがまだまだ苦手だともいえますね」
ーー試合前のルーティーンはありますか?
「基本、移動中のバスの中では音楽を聴きながらリラックスしてます。会場に着いたら、大学4年のときにひざを怪我してしまって、いまも痛みと付き合っているので、補強トレーニングを必ずします。好きな音楽?アップルミュージックの邦楽ベスト100を流して、気に入ったものをリピートする感じかな。Official髭男dismとか、流行りの曲も好き。もちろん、沖縄出身のモンパチも好きです(笑)!」
ーーアスリートとしていちばん大事にしていることはなんでしょう。
「楽しんでプレーすることとかワクワク感かな。僕がなぜハンドボールを続けているかというと、好きでやってるし、スピード感や、キーパーと1対1になった時に撃つコースを駆け引きしたりするのが楽しいから。たとえば右に決めると見せかけてキーパーを右に動かして、左に決めた時は最高に気持ちがいいですね(笑)。見ている人がワクワクするような、そういう楽しいプレーができるようにも心がけています」
ーー座右の銘はありますか?
「座右の銘ではないけど〝まだまだだね〟という言葉はよくつぶやいています。子どもの頃から父と練習してきて〝まだまだだね〟ってしょっちゅういわれていて、クソーって思って練習してきたんですね。いまは逆に、相手から点を取ったら〝まだまだだね〟って心の中で思ったりするし、逆に駆け引きに失敗したときは自分に対して〝まだまだだね〟っていったりも。僕が子どもの頃からずっと思ってきた言葉なのに、『テニスの王子様』の越前リョーマもおなじセリフいうんですよね(笑)」
Check!僕って〝ライス系男子〟(笑)。いちばん好きなのは、やっぱりタコライス♡
ーー結婚願望はありますか?好きなタイプは?
「結婚願望めちゃめちゃあります!好きなタイプは、女性らしい人。芸能人なら田中みな実さんとか新木優子さんが好き♡でも、結婚するなら、一緒にいて落ち着く人がいいかな。あとはずっと寮生活で全然料理ができないので、できれば料理が上手い人がいいけど・・・でもできなくても一緒に頑張ろうっていうのもありです」
ーー好きな料理はなんですか?
「ライス系!カレーライス、オムライス、ハヤシライス・・・でもいちばんはタコライス!〝ライス系男子〟ですね、ちなみに高校生の時は、週1でお弁当がタコライスでした(笑)。母のタコライスは凝ってて、めっちゃ美味しいんです」
ーーアラサー女性とデートするなら、なにをしますか?
「僕、あんまりデートらしいデートをしたことがなくて・・・。遊園地とかもいったことがないんです。う〜ん、映画を観にいってから沖縄料理を食べに行きたいかな」
ーー彼女にはどんなデート服で来て欲しいですか?
「その人に似合えばなんでも。でも、デニムにヒールとか女性らしくて好きです。僕、末っ子気質だし沖縄時間でマイペースなんで、デートは年上女性にリードしてもらいたいかも♡」
ーー最後にいまの目標と、ハンドボールの楽しみ方を読者に教えてください。
「もちろん東京オリンピックで活躍することがいちばんの目標なんですが、そのためには大きな怪我をしないことが第一優先。そしてハンドボールの楽しみ方は、ハンドボールって走って飛んで投げて、というスポーツに必要な要素を全部持っているだけでなく、ぶつかり合いの激しさ、スピーディーな展開もみどころ。さらに、日本代表にはイケメン選手が多いので、推しメンを見つけるのも楽しいと思います!」
撮影/大靍円 取材・文/若山あや