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おうちで簡単冷え対策♡スキマ時間でできる「アイソメトリック運動」って?のメイン画像

毎日の生活に取り入れるだけ!おうちで簡単♡冷えとりアクション

特別な道具を使わず、簡単におうちでできる冷えとりをご紹介。「冷え度」に合わせて行ったり、自分が取り入れやすいものを試してみて。

教えてくれたのは・・・イシハラクリニック副院長 石原新菜先生

医師、「ヒポクラティック・サナトリウム」副施設長。帝京大学医学部卒業後、同大学病院にて研修医として2年間勤務。現在は、父・石原結實のクリニックにて、主に漢方医学、自然治療、食事療法による長期の治療を行う。わかりやすい解説に定評があり、テレビやラジオなどのメディアでも活躍。『やせる、不調が消える 読む 冷えとり』(主婦の友社)など、冷えとりや自然治療に関する書籍を多数出版。

筋肉量をアップさせて発熱ボディに!

「冷えとりの中で最も効率的なのは筋肉を動かすこと。つまり運動です。体じゅうの熱の約4割を作っているのが筋肉なので、筋肉量を増やせば自家発電のように熱を作り出せるようになり、体温アップにつながります。体の筋肉の約75%は下半身にあるため、下半身を中心に動かすのがポイント

ただ、筋トレをする際は上半身から下半身の順番で行うようにしましょう。下半身から運動を始めると、疲れがたまりやすくなるためです。毎日運動するのが理想ですが、運動習慣がない人は、まずは1日おきに30分の運動をめざして。ジョギングなどの有酸素運動は週3回以上、筋トレなどの無酸素運動は週2回行って筋肉に負荷をかけることがコツ。両方を組み合わせることで、運動効果がよりアップします」

スキマ時間でできる「アイソメトリック運動」で筋肉量をアップ

「アイソメトリック運動」とは、体を大きく動かさなくても負荷をかけることができるトレーニングのこと。立ったまま、狭い場所でも行えるから、仕事の合間などに取り入れて。

1.腕と背中の筋肉に負荷をかける

胸の前で両手をかぎ形に組み、腕に力を入れてひじを張って左右に引き合い、そのまま7秒間キープ。

2.肩甲骨まわりの筋肉を刺激

かぎ形に組んだ両手をそのまま後頭部へと回し、1と同じように左右に引き合いながら7秒間キープ。

3.腹部の筋肉を集中的に強化

かぎ形に組んだ手を後頭部に回したまま、お腹を凹ませて腹筋に力を入れ、7秒間キープ。

4.太ももの筋肉に負荷をプラス

両手は後頭部に回したまま、かかとをそろえて立ちます。両内ももに力を入れて7秒間キープ。

5.下半身の筋肉を効率的に鍛える

両手はそのまま、足を肩幅より少し広めに開きます。腰を落とし、尻から脚全体に力を入れて7秒間キープ。

6.ふくらはぎの筋肉に負荷を与える

足をそろえて立ち、両腕は体に沿って下ろします。ひざを伸ばしてつま先立ちになり、そのままで7秒間キープ。

イラスト/腹肉ツヤ子 文/水浦裕美 ※andGIRL2025年冬号より

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