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投資で失敗しない金融商品を買うときのポイントは?お金の専門家に聞きました!のメイン画像

NISAで金融商品を買うときにおさえておくべきポイントとは?

NISA口座を開設したものの、損するのが怖くて商品が買えないという人のために、投資をするときにおさえておくべきポイントを横川さんに聞きました。

教えてくれたのは・・・やさしいお金の専門家・横川楓さん

一般社団法人日本金融教育推進協会代表理事。明治大学法学部卒業後、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科へ進学。24歳でMBAを取得。大学院卒業後、お金の知識の啓蒙活動を開始。「お金のことを誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーに活動中。andGIRL読者と同じアラサー。

初心者は積み立て投資からスタート。慣れてきたら株式投資にもチャレンジ

株式や投資信託に投資するときに一番難しいのが、買うタイミング。その点、投資信託の積み立てなら、毎月何日にいくら買うかを最初に決めてしまうため、あとは放置でOK。まずは月数千円から始め、慣れてから株式投資にも挑戦してみて。

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横川楓

新NISAのつみたて投資枠で買えるのは、金融庁が積み立てに適した商品と判断したものだけ。そういった意味でも安心感があります

1つの商品に絞って投資をするのはNG!分散して持つことが基本です

1つの金融商品に絞って投資すると、その商品に何かあったときに資産がマイナスになってしまうので危険!日本株、海外株、インデックスファンド、アクティブファンドなど、それぞれテーマの異なる投資信託を購入し、分散投資をするよう心がけて。

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横川楓

100円ずつ3つの商品など、少額ずつ始めて複数の商品を持つのがおすすめです

好調なアメリカ株は持っておいてもいいかも。ただし、カブリがないか要チェック!

投資の世界に絶対はなく、「上がる」と言い切れませんが、米国の企業の中には長期間右肩上がりで、成長している企業が多いです。そのため、分散投資先の1つとして、米国をテーマにした商品を選ぶといいかもしれません。ただ、投資先の企業がカブらないよう注意。

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横川楓

アマゾンやアップルはいろいろな商品に組み込まれているのでカブりがち。それを防ぐためにも、購入前に目論見書に目を通しましょう

購入前に何%増えたら利益確定をするのか、何%減ったら損切りするのかを決めておく

買うタイミングが難しいのと同じで、売るときの判断も難しいです。購入した段階で、何%増えたら売る、何%減ったら損切りするといったように、利益とリスクのラインを決めておきましょう。あとは年1回チェックするだけで大丈夫です。

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横川楓

何%に設定するのかは、自分のリスク許容度やほしいリターンなどをよく考えて決めましょう

新NISAは始めるべき!初心者は少額から分散して積み立て投資を!

税金が20%も優遇されるNISAは、2024年1月の制度改正を待たずに始めるべき。投資に慣れていない初心者は、3種以上の投資信託をつみたてNISAを使って買うことから始めてみて。

撮影/国井美奈子 構成・文/水浦裕美 ※andGIRL2023年秋号より

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