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プロが教える〝不動産購入〟にまつわるお金のあれこれ|予算の組み方や住宅ローンなど押さえておきたいポイント5つのメイン画像

不動産を買うときのお金について学ぼう!

家を買ううえで一番気になるのがお金のこと。その人に合った予算の組み方や住宅ローンについて教えてもらいました。

教えてくれたのは・・・中島翔さん

Profile

不動産会社「ないけんぼーいず」の代表取締役。不透明で怖いイメージのある不動産業界を変えたいとの思いから、SNSで情報を発信。日本一ホワイトで相談しやすい〝愛される不動産屋〟をめざしている。

住宅ローンは年収の8倍まで借りられる

住宅ローンは年収の8倍までしか借りられないから、物件価格を決めるときはその金額をボーダーラインにするとわかりやすいかも。ローンを目いっぱい組むのは心配かもしれないけれど、抑えすぎてしまって我慢ばっかりになるのは本末転倒な気もしちゃう。ただ、推し活とかお金がかかる趣味がある人は、3000万円のローンが組めるけれど2500万円の物件にするなど、少し調整したほうがいい場合も。とにかく何事も我慢することはよくないね。

超低金利時代だから住宅ローンは変動金利がおすすめ

住宅ローンを変動金利にするか固定金利にするかに関してはいろいろな意見があるけれど、今なら変動金利で年0.3%、固定金利だと1.8%だったりして1.5%も違うから(金利は金融機関によって異なる)、ぶっちゃけ変動でいいんじゃない!?もちろん、今後は上がる可能性もある。どうしても手堅くいきたい人だったり、長く住む予定なら固定金利を選んでもいいのかも。これに関しては、正直正解はない。どちらを選ぶかはその人の生き方次第だね。

不動産を購入するときに物件価格の7〜8%の諸経費がかかる

不動産を買うときは、物件価格を支払うだけではダメ。諸経費として物件価格の7〜8%がかかります。でも、この諸経費も含めてローンを組んじゃうことも可能。手付金だけは売買契約をする際に必要なので、事前に用意しなければいけないけれど、言い換えればそれだけ用意すれば物件は買えちゃいます。手付金は交渉次第で下げられるから、「不動産がほしい」と思ったら、支出を抑えたり収入を増やす努力をして、手付金だけでも用意して。

物件価格の5%とされている手付金は交渉で下げられる

不動産売買の契約を行うとき、手付金として物件価格の5%を用意しなければいけない。3000万円の物件なら150万円だけど、どうしても用意できないなら、「100万でお願い」って交渉することはできる。ただ、あまり低い額で設定しちゃうと、もっといいお客さんが現れたら売り主に契約解除されちゃう可能性も。最低でも現金100万円は用意したほうが無難。

事と次第によれば物件価格の値下げも交渉できる

中古物件に限るけど、親身になって対応してくれる仲介業者の場合は物件の値下げ交渉をしてくれることも。同じ手数料を払うのなら、しっかり交渉してくれて正しい情報を伝えてくれる仲介業者を選んだほうがトク。どうやって選ぶかは人を見る目が問われるかもしれないけれど、大前提としてウソがないかを見極めないと。クチコミも参考にするといい。

撮影/国井美奈子 文/水浦裕美 ※andGIRL2024年春号より

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