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【経験者に聞いた】副業のメリット・デメリット│みんなはどうやって時間を作ってる?のメイン画像

副業のメリットは?時間はどうやって作る?副業経験ガール3人のリアルな声を聞いた!

副業で実績作り。2年以内にフリーランスとして独立したい!

保育士+イメージコンサルタント ことみさん(29歳)

「保育士として長年働いてきましたが、以前からファッション業界でフリーランスとして働く夢があり、30歳になる前にそれを叶えるべくスクールに通ってカラー診断や骨格診断の資格を取り、この春からイメージコンサルタントとしての活動をスタートさせました。

今はフルタイムで保育士として働きながら、知り合いのヘアサロンでレセプション兼イメージコンサルタントとして平日夜と週末に働き、実績作りをしている段階です。本業である保育園の上司は副業に理解があり、「やりたいことがあるならがんばって」と励ましてくれます。

ただ、平日は日中に保育園で働いたあと、ヘアサロンで夜遅くまで仕事、さらに土日もスクールでの勉強や仕事と予定がパンパンに入っているため休みはほぼありません。それでもがんばれるのは、副業で好きなことをできているし、ここが踏ん張りどころだと思っているから。あと1〜2年ダブルワークを続けて実績を作ったら、フリーランスとして独立したいと思っています。

副業をすると時間的なやりくりなど大変なこともありますが、視野が広がった感じがしています。本業で嫌なことがあっても副業の時間になると気分が変わるし、自分の居場所が複数あることで、以前よりも人間関係で悩まなくなりました」

ヘアサロンのお客さまにカラー診断を提供中

ダブルワークのおかげで金銭的な不安がなくなり経験値もアップしました

学校事務+ネイリスト 友理恵さん(32歳)

「会社を辞めて好きなことを仕事にしたいと思っている人が多いかもしれませんが、私は逆。フリーランスのネイリストから会社員になり、それまでの本業を副業にしました。なぜかというと大学を卒業してからずっとネイリストとして働いてきましたが、何歳まで続けられるのか心配になってしまって・・・。社会保障面にも不安を感じ、1年前に会社員として就職をしました。

平日昼は専門学校の事務、会社から帰宅後と週末に自宅でネイルサロンを開いています。副業をしているとどうしてもプライベートの時間が削られ、それがストレスの原因になってしまうので、副業よりもプライベートでやりたいことを第一優先にしています。そのため予約を受け付けているのは、長年通い続けてくれ、こちらの急な予定変更にも柔軟に対応していただける関係性にある方々に絞っています。

ネイリストはやったらやった分だけお金が入ってきましたが、病気などで働けなかったら1円も稼げません。その点、事務の仕事は毎月一定額のお金が入るので安心感があります。金銭的なメリットも感じていますが、まったく異なる2つの仕事をすることで、いろいろな経験ができたり、さまざまな人に出会え、経験値が上がることもメリットだと思います」

自宅の一室を改装しネイルサロンを開いています

4年間の副業を経て好きな仕事で独立しました!

アートディレクター+広告代理店勤務 大池さえかさん(29歳)

「広告代理店に勤務しながら4年間副業を続け、現在はフリーランスのアートディレクター兼デザイナーとして働いています。独立をめざしたきっかけは、新卒で入社した会社の上司。その方は週3回しか出勤しないフリーランスのアートディレクターで、「こんな働き方もあるんだ。こうなるためにはどうしたらいい?」と憧れるようになりました。

やがて本業の知識を使ってホームページやSNSのバナーを制作する副業を24歳からスタート。人づてに仕事がどんどん広がり、気がついたら副業の収入が本業を超えることがわかったので、勤めていた会社を辞めて独立しました。独立した今思うのは、もう少し時間をコントロールすればよかったということ。

副業が忙しくても本業で手を抜くわけにはいかないため、朝まで副業をして仮眠をとってから出勤したり、朝早く起きて副業をしたり。若かったから体力で乗り切れたけれど、そのぶん友だちやパートナーとの時間を失っていたと思います。単価の安い仕事は断ったり、価格を上げてもらうように交渉したり、もう少し副業の受け方を工夫すればよかったのかもしれません」

沖縄・小浜島海の家の外観をデザイン

副業は「こうなりたい」を叶える第一歩!ただし仕事とプライベートのバランスに注意

将来理想とする姿が決まっている人ほど、その第一歩として副業を始めているみたい。ただしがんばりすぎてしまう傾向にあるので、仕事とプライベートのバランスを取ることを大切にして。

文/水浦裕美 ※andGIRL2024年夏号より

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