自分がかわいいと自覚している女性からどうしてもにじみ出てきてしまうのは“上から目線”。食事をすれば男性から“奢ってもらうのが当然”という態度だったり、会話も上の空、または自分のことだけを永遠に話す（相手の反応は気にしない）状態になってしまっていたり・・・。過度な自信が、女性の優しさや謙虚さを消してしまい「傲慢な女」にしてしまうのです。もちろん外見を磨くことも大切ですが、最終的に男性が「結婚したい」と思うのは“一緒にいて落ち着く女性”。

「自分が〜自分が〜」の“自分が一番ちゃん”は、モテはしても結婚相手には選ばれないということでしょう。「あなたと一緒にいると楽しい」「今日も会えてうれしい」と、男性の自尊心を刺激してくれるは断然「自分はそんなにかわいくないから…」と思っている女性なのです（そして本当はかわいくったっていいんです！）。

コンプレックスとはつまり“隙間”。人間、隙間がないと入り込む余地がありません。

隙間が見える女性、って実は簡単。ちょっとドジだったり、知らないことを知らないとちゃんと言えたり「もーバカだなー（笑）」なんて会話が二人の間に自然にできちゃうことが大切。「もーバカだな（笑）」と言われて「バカにされたくない！」と躍起になって反論する女性ほど可愛くないものはありません。「男性より優位に立ちたい」「隙を見せたら負け」なんて勝ち負けにこだわっている女性ほど完璧に陥りがちなので、ちょっと自分に甘く生きてみてもいいかもしれませんね。

綺麗な女性は男性経験が多くなりがち。声をかけられる機会も多いでしょうし、軽い感じのイケメン風の男から目をつけられやすくなります。そのため経験人数は多いのですが“真面目で男気のある男性とは付き合ったことがない”という女性も多いのです。

結果“男性は浮気するものだ”“男性って口ばっかり”と男性に対して良いイメージがなくなってきます。だから真面目な男性から「綺麗だね」と褒められても“どうせ下心があるんでしょ”と冷たい態度になりがちに。別れ際ですら綺麗な思い出がないことも多く（暴言吐く系の男性に好かれがちなのが綺麗な女性）「男性＝傷つける人」と深層心理に刷り込まれていることも。

「可愛いね」と褒めれば「えー、ほんとですか！？そんなことないけど…でも嬉しいいっっ」なんて言えちゃう女性は顔とか、関係なく最強♡　男性を良く知らないため苦い経験も少なめ。“素直な可愛げ”を持てるのが「男性経験もそう多くない普通の顔の女性」。そんな女性の方が、最終的にモテちゃったりするものなんです！

私は綺麗だしお金をかけているからオールOK！　とはいかないのが恋愛の難しいところ。メイクやファッションに気を遣うことは重要なのは言うまでもありませんが、それによって内面がすり減ってきているなら「やりすぎ」の範囲に入っているということですね。

恋愛カウンセラー・ライター／ゆりな
恋愛相談を中心とした心理カウンセラーとして活動。現在は結婚してママに。
恋愛がもっと楽しくなるコツが詰まった恋愛コラムを発信していきます。