男性がその女性に恋に落ちる理由…って案外フトした瞬間だったりするのです。今まで気にならなかった女性がある瞬間「あれ？コイツ結構可愛いな」と異性として意識したところから恋は始まります。

だからこそ「一瞬を制する者が恋愛を制す」と言っても過言ではなく、〝仕草〟に手を抜いてはいけないのです。

「たとえ膝下丈のスカートを履いていたとしても、脚を組み替える瞬間はなんか気になる。何度もやられると、誘われてるのかな？と思ったり・・・」（20代男性／保険会社勤務）

脚を組み替える、ただそれだけの仕草なのですが男性の妄想力を掻き立てるには充分。膝上丈のスカートを履いている時は〝見えそうで見えないエロス〟を醸し出すこともできますし、たとえ膝下の〝絶対見えない長さ〟であったとしても、脚を何度も組み替えている仕草はスカートの中を想像させられて色気を感じるのです。

また脚を組んでいる時にぴったりと両太ももがくっついている様は、脚の細さもアピールすることが可能。初対面でずでーんと脚を組んでいる女性の印象はよくありませんが、とある瞬間にサラッと脚を組むことによって〝リラックスしてくれているんだ〟という好印象を与えることも。

タイミングさえ間違えなければ、脚を組む、脚を組み替えるって女性ならではの色気のある仕草に。

「ショートヘアもかわいいけど、やはり男にできないロングヘアって女感がムンムン。いつも一つ結びの仲の良かった女の同僚が、乱れてきたのが嫌だったのかゴムをほどいて髪を俺の前でほどいた瞬間に長い髪の毛が目の前に流れると共にフワッとしたシャンプーの香りが・・・♡それ以来同僚を女として意識してしまうように」（30代男性／会社員）

自分にはないものだからこそドキドキし、そして触りたくなるのが人間。男性になくて、女性にあるものの一つは長い髪の毛。ないものだからこそ、女性がそれを自分自身で触っている姿に気づかぬうちに魅了されていることも。

特にいつもは縛っている髪の毛をおろす時。知っている彼女とは違う表情を見せられたようでそのギャップにイチコロに。その上清潔感のあるシャンプーの香りを漂わせることができれば、その香りが鮮明に彼の脳裏に焼きついてしまうことは間違いなし。

ミディアムやロングヘアの女性は、髪の毛をかきわけるだけでも有効。長い前髪を後ろにかきわける仕草が恋愛ドラマでもずっと使われているのは、それが人の心を惹きつける仕草だから。

オフィスや食事中には適しませんが、特に夜の時間帯はできるだけ、髪をサイドに寄せたり、アップにしたりと時々ヘアスタイルを少し変えて見ましょう。それだけで男性の視線は釘付け、そして「この子の全てを触ってみたい」と思うようになっていくんです。

「なんか妙に気になる・・・とずっと見てしまった合コンで会ったあの子。特に可愛くはないけどなんでだろう？と会話していると、唇をよくなめるクセがることに気付いた。乾燥する唇が気になるのかちょくちょく舌をだし唇を濡らす。LINE聞いておけばよかった、と終わった後猛烈に後悔」（20代男性／インストラクター）

唇をなめる仕草のコツは〝自然にやること〟。あまりあからさますぎると幼稚に見えたり、むしろ不衛生感を与えてしまいます。

考え事をしている時に、指を唇に当てペロッと舌をだしてなめてみたり。なんかドジした時に「もーまたやっちゃった」とペロリと舌をだすのもアリ。

ほんとに一瞬のことですが、唇は男性よく見ているパーツであり性的なイメージを連想させるため使わない手はありません。“なんかエロそう・・・”と思わせるのはやりすぎなければ悪いことではないのです。

難しいのであれば、マットリップではなくツヤと潤いたっぷりのグロスをこまめに塗ること。みずみずしい潤いを含んだ唇をみて「あーキスしたい」と思わせればこっちのもの。

色っぽい仕草って、女性側は〝なにもそんなこと考えてない風〟を装っているのに男性側は妄想せずにはいられない仕草のこと（もちろんそこには女性側の戦略も隠れているワケですが）。でも戦略っていわば知性。些細な動きにすら色気を漂わせるからこそモテるというワケです。