Love
仕事が好き。でも結婚して家庭に入ってと言われる。女の幸せと仕事どっちが正解?編
Point!
- ライチさん:29歳・マスコミ勤務
- 彼の年齢:31歳
- 交際歴:半年
今回のお悩み
仕事と彼、どちらを取るべきでしょうか?
いつも私のことを第一に考えてくれる彼とは、婚活パーティーで出会いました。付き合い始めて半年が経ち、早くも結婚に前向き。「子どもは3人かな」なんて話も出ていてすごくうれしい反面、このままでいいのか悩んでいます。私はマスコミ勤務なので、深夜残業、休日出勤は当たり前。良い環境とは言えませんが、仕事は楽しいので辞めたくありません。一方彼は、超ホワイト企業に勤め、毎日19時帰宅&土日は完全休み。そんな彼にとって私の働き方は理解できないようで、結婚の話が出るたびに「そんな会社で働いてほしくないから、家庭に入って」と言われます。望んでいたはずの言葉なのに、いざ言われるともやっとしました。「仕事は続けたい」と伝えているものの、平行線。というのも、彼はバツイチ。前妻に浮気されて今に至るので、夫婦の時間がとれないと不安なんだそう。それを聞いて、前妻と比べられている気もしてさらにもやもや・・・。そんな状態で終着点が見えないまま早2カ月が経ち、少し疲れ気味。重いと感じるときもあり、根本的に合わないのかも?と考えています。仕事と彼を天秤にかけている私がいけないのでしょうか?おとなしく家庭に入るのが女の幸せですか?彼を説得するべきか、早く次を探すべきか、アドバイスをください。
01実に適切な問いに感服します
今回の相談は構造としてはわりとシンプル。相談者のライチさんは「自分の違和感」「自分の望み」をしっかり把握できています。「自分の望み」を把握できない相談者がすごく多い中、ライチさんはすごい!まずは自分で自分を褒めてあげてください。むしろ驚くのは、ここまで適切に把握できてるのにそこで悩むの!?いや、わかる!わかるよ!結婚したいアラサー女子だもんね!わかる!でもそこなんだ!?とち狂う前によくぞ相談してくれた!という、戸惑いと共感と感謝の気持ちでいっぱいです。さー、じゃんじゃん見てくよー。
02「女の幸せ」という、古生代の幸せパッケージ
ライチさん、「固定電話を持つのが社会人の幸せ。だから固定電話を持て」って言われたら「そうですね!」って納得します?確かに、固定電話しかない時代なら「社会人として独立する=固定電話を持つ」だったと思います。でも今は、スマホもタブレットもあります。時代に合わない価値観を持ち出して悩むとは、これぐらいトンチキなこと。なので「おとなしく家庭に入るのが女の幸せですか?」という質問にはハッキリと笑顔で「ノー」!!!そんな三葉虫の化石がへばりついてるような古生代の「幸せパッケージ」はいりません。
03「自分の幸せ」に仕事は重要
04彼は「君の幸せより、俺の幸せを優先」と言っている
「いつも私のことを第一に考えてくれる」とありますが、ライチさんの幸せに不可欠な仕事についてはまるで理解も譲歩もしようとしない矛盾に気づいていますか?しかも理由は「前妻に浮気されて今に至るので、夫婦の時間がとれないと不安」という、自分都合。
ズバリ言ってしまえば「俺が不安だから、君の幸せを捨てろ」と言っているわけです。この言動から、彼はライチさんの大事なものを大事に扱おうとしないし、むしろ「捨ててもいいもの」と軽んじている態度もわかります。
05話し合いができない人は結婚相手に不向き
06ライチさんをいちばんに考えてる?本当?
もし本当に「いつもライチさんのことをいちばんに考えてくれる」人なら、ライチさんの幸せに不可欠な「仕事」についても理解を示し、ライチさんが最も笑顔でいられるようにしようとするでしょう。でも、それがないよね。自分にとって大事なことについては「オレオレ」主張の一点張り。こういう二面性がある時点で、だいーーーぶ彼は地雷の香りがします。
07結論
自分の結婚願望を具体化。それを相手に伝える
「仕事と彼を天秤にかけている私がいけないのでしょうか?おとなしく家庭に入るのが女の幸せですか?彼を説得するべきか、早く次を探すべきか、アドバイスをください」
「そもそも、仕事と彼を天秤にかける、女の幸せ、という発想はズレています。考えるべきは、自分の幸せになにが必要か。ライチさんの幸せに仕事は必須。自分の大事なものを大事にしてくれない人は、根本的に相性が合いません。次の人を探すことを強く推奨します」
このハードルを越えて説得?無理じゃない?もはや人格チェンジ★レベルですが、人間が変わるのは「自分は変わらなくてはならない」という強い決意と「話し合いができる態度」がマストです。どちらも持っていない彼が変わるとは到底思えません。
ライチさんのように、好きなものがはっきりしている女性には、「君の大事なものは俺にとっても大事だ」と言って大事にしてくれる人の方が合っています。ぜひ次に行ってください。自分の大事なものを大事にしてくれない人なんて、仕事大好きな私たちの人生には必要なし!