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パーソナルスペースとは?男女でも違う?距離感を制して恋愛を成就させる方法♡のメイン画像

Check!パーソナルスペースとは?

パーソナルスペースとは、他人が入ってくると不快に感じる距離感のこと。面識のない人や親しくない相手が入ってくると、不安に思ったり、恐怖を感じることがある一方、好きな人が入ってきてくれると、安心したり親密感を感じられたりする距離です。

パーソナルスペースの大きさは、それぞれの個人によって違いがあるものですが、一般的には下記のように定義されています。

アメリカの文化人類学者・ホールが定義した対人関係の距離

密接距離(45cm以内)・・・ 家族・恋人などの親密な関係の人にのみ許される距離感。体にも触れ合えるぐらい近いため、満員電車などで他人とこの距離感になるときは非常に不快感を覚える。

個体距離(45~120cm)・・・ 友人などの間柄に使われる距離で、手を伸ばせば届く距離感。個人的な会話がしやすく、異性が突然この距離に入ってくるとストレスを感じる。

社会距離(120~360cm)・・・ 同僚などの社会的関係に使われる距離で、身体的接触は難しいが会話はできるほどの距離感。仕事や勉強をするときに居心地がいいのがこの社会距離。

公衆距離(360cm以上)・・・公式な場で対面する講演者と公衆というような距離。1対1のやり取りが困難な距離で大袈裟な身振りなどが必要になる。

上記の4つの距離感を理解することによって、相手との関係性によって確保すべき距離感が分かり、相手に不快感を与えないようにすることができます。

Check!パーソナルスペースを使って好きな人との距離を縮める方法♡

  • 最初の段階で近づきすぎるのはNG。ゆったりとしたスペースを確保して!

「初対面でデートをするときに、テーブルが小さいカフェとか狭いカウンターのお店だと、顔が目の前にあるようで喋りにくいし警戒ししまう・・・」(20代女性/美容関係会社勤務)

こういう意見があるように、恋愛において初デートや初対面の人と会う場合は、仲良くなろうといきなり近い距離に入り込もうとするのは逆効果!あまりにも狭いスペースで会話しようとしても、相手も落ち着きません。最初は密接した空間で過ごすのではなく、ゆったりとしたスペースで会うようにしましょう。

  • 徐々に「密接距離」に近づけていくことで、「気になる存在」に♡

「デスクの席が離れていた会社の同僚と、席替えでデスクが隣同士になった。前まではただの同僚という感じで遠い存在だったけど、席が近くなったことで2人の距離感もちょっとずつ近くなり、今では以前よりだいぶ親しい関係になった」(30代女性/メーカー勤務)

会社の同僚という間柄の人でも、初めはある程度の距離を必要とします。そのため最初から近い距離感だと不快に思われてしまうことがありますが、少しずつ「社会距離」からの距離を縮めていくことによって、相手がだんだん心を開き、自分のことを「気になる存在」として認識してくれるようになります。時間をかけて「社会距離」から「個体距離」そして、「密接距離」に近づいていくようにすることが、相手と親密になるポイントなんです。

Check!男女によってパーソナルスペースの大きさが違うことにも注意して!

また、男性は女性よりパーソナルスペースが広い傾向にあります。そのため、女子側は意識していなくても男子にうっかり近づきすぎて勘違いさせてしまう場合も。そうならないためにも、なんとも思っていない男性に対しては「少し離れてるかな」ぐらいの距離感を保った方が、後で面倒なことになりません。一方で好きな人の場合は、あえて心地良い距離まで近づくことで、自分の好意をアピールすることができるようになります。

Point!パーソナルスペースを意識して、徐々に「密接距離」に近づきましょう♡

パーソナルスペースを理解することで、相手に不快感を与えないのはもちろん、「相手が自分に脈アリか?」を判断することもできます。彼が徐々に距離感を近づけてきて、「密接距離」をキープしようとしているのであれば脈アリの可能性は大。逆にずっと「社会距離」のスペースだったら、そんなに深い関係になれていないということです。

新型コロナウイルスの影響で「ソーシャルディスタンス」を求められている今はなかなか難しいかもしれませんが、だんだんと気になる人との距離を縮めていけるように頑張りたいですね!

*参考文献:『面白いほどよくわかる!恋愛心理学』(西東社)渋谷昌三

Profile

恋愛カウンセラー・ライター/ゆりな
恋愛相談を中心とした心理カウンセラーとして活動。
恋愛がもっと楽しくなるコツが詰まった恋愛コラムを発信していきます。

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