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アラサー男子に聞いた!男の胃袋をがっちり掴むおすすめレシピ7選【仕事編】
SCENE1 仕事帰り
仕事で疲れて帰ってきた夜、家に豚の生姜焼きがあったら最高です!
疲れていてもテンションが上がるのは、ホッとできる「和食系」で、食べ応えもある「肉」がダントツ。なかでも〝生姜焼き〟へのメンズの支持率はハンパない!
01豚の生姜焼き
ごはんに合う和の肉料理と言えば!の王道メニュー
家でも定食屋でも大好き!甘辛タレで米が止まんない!
材料(2人分)
豚肩ロース肉(生姜焼き用)……6枚
A(生姜(すりおろし)……大さじ1、酒……大さじ3、水……大さじ3、しょう油……大さじ1、みりん……大さじ1)
油……大さじ1
塩・こしょう・薄力粉……各少々
<付け合わせ>
キャベツ千切り(大葉の千切り入り)・ポテトサラダ・トマト
作り方
①豚肩ロース肉の筋に軽く切り込みを入れ、塩・こしょうをふり、薄力粉を薄くまぶす。玉ねぎは薄切りにする。
②フライパンに油を熱し、玉ねぎを加え炒める。しんなりしてきたら端に寄せて、豚肉を並べ入れて両面焼き色が付くまで焼き、豚肉を一度取り出す。
③合わせたAを②のフライパンに加え強火にし、煮立ったら②の肉を戻し入れて絡め、器に盛る。付け合わせのキャベツとポテトサラダ、トマトを添える。
Point
肉を焼く前に薄力粉をまぶすと柔らかく仕上がり、タレもよく絡む!
MEN’S VOICE
「玉ねぎたっぷりの生姜焼きが大好物です。キャベツの千切りと一緒に食べたい!」飲食店勤務・Sさん
「疲れてるときこそ肉が欲しいです!白いごはんに合うおかずっていうのも重要。」ネット小売業勤務・Kさん
「ポテサラ大好きなので、副菜として付けてくれたら、かなりポイント高い!」広告代理店勤務・Hさん
SCENE2 出勤前
味噌汁の香りで目が覚めるとか、幸せすぎ!やっぱり朝は和食です
朝は「和食」派が圧倒的。そもそも包丁トントンの音で目覚めるのがメンズの憧れ。「簡単でいいよ」と言いつつ、〝旅館みたいな朝食〟が理想。
02だし巻き卵
卵料理は家庭の味。やや甘めがメンズ好み
基本っぽい料理がちゃんと作れるとそれだけで尊敬です
材料(2人分)
卵……3個
A(だし汁……大さじ4、薄口しょう油……小さじ1、砂糖……小さじ1、塩……小さじ1/8)
油……適量
大根おろし・しょう油……各適量
作り方
①卵は溶きほぐし、混ぜ合わせたAを加え混ぜる。
②卵焼き器を熱し、キッチンペーパーで油を薄くしく。①の1/3量を流し入れ、ぷくぷくと膨らんだら菜箸でつぶし、向こう側から手前に折りたたむように巻く。
③空いた部分に油を薄く塗り、卵を向こう側にずらして手前も油を塗り、再度卵液の1/3量を流し入れ、同様に巻く。これを繰り返し、焼けたら巻きすに取り出し巻いて、軽く形を整える。食べやすく切り分け、大根おろしを添える。
03味噌汁
味付けや入れる具材など個性が出るからこそ丁寧に
材料(2人分)
豆腐……1/4丁
わかめ(塩蔵)……10g
長ネギ……適量
だし汁…… 2カップ
味噌……大さじ1と1/2
作り方
①豆腐は1.5cm角のさいの目に切る。わかめはたっぷりの水で戻して一口大に切る。長ネギは小口切りにする。
②鍋にだし汁と豆腐を入れて火にかけ、沸騰直前でわかめと味噌を溶き入れる。器によそい、長ネギをのせる。
Point
だし汁さえ夜に準備しておけば、焼くものが中心だから意外とラク。
MEN’S VOICE
「味噌汁って作る人の個性が出るから、彼女の料理全般の味を知れる気がします。」テレビ局勤務・Wさん
「朝はお互いバタバタするから、簡単でいいです。作ってくれるなら和食が希望!」広告代理店勤務・Oさん
SCENE3 勝負日の前
気合いが入る仕事の前は、カツ丼で縁起担ぎ!ガッツリ飯でパワー注入!
カツ丼やスタミナ系のガッツリ飯でゲン担ぎするのが、子どもの頃から習慣づいているという声が多数。彼の勝負は料理でけなげにサポート。
04カツ丼
肉のうま味と絡み合うサクサク衣とトロトロ卵
トンカツに甘いタレと卵って向かうところ敵ナシでしょ!
材料(2人分)
豚ロース肉(トンカツ用)……2枚
塩・こしょう……各少々
薄力粉・卵・パン粉……各適量
揚げ油……適量
玉ねぎ……1/2個
A (だし汁……150ml、酒……大さじ1、しょう油……大さじ1と1/2、みりん……大さじ1と1/2、砂糖……大さじ1/2)
卵…… 2~3個
三つ葉……適量
ごはん……2人分
作り方
①豚ロース肉は筋に切り込みを入れ、塩・こしょう少々で下味を付け、薄力粉、卵、パン粉の順に付ける。
②170℃に熱した油で①を両面キツネ色になるまで揚げる。食べやすい大きさに切る。
③玉ねぎは薄切りにし、三つ葉は2cmの長さに切る。
④フライパンに玉ねぎとAを入れて煮る。
⑤玉ねぎが透き通ったら②を加え、溶き卵を回し入れて三つ葉を散らし、フタをする。卵が半熟になったら火を止めて、丼によそったごはんにのせる。
Point
卵でとじてから卵黄だけをちょいのせするとよりトロトロに。
MEN’S VOICE
「手間がかかるイメージだけど、大好物だから家で作ってくれるのってうれしい!」アパレル会社勤務・Iさん
「学生時代から、試合やテストなど勝負の前は、カツ丼を食べるのが習慣でした。」大学職員・Hさん
SCENE4 出張帰り
出張から戻ると家庭の味が恋しくなります。肉じゃがとかきんぴらとか。
家に帰ってきた感があるのは、やっぱり和食。定番の肉じゃがを筆頭に、ひじきの煮物やサバの味噌煮など、地味めな煮物系がかなりの好印象!
05きんぴらごぼう
一度にたっぷり作って常備菜にしておくと◎
ドアを開けて煮物の匂いがしたら疲れなんか吹き飛びます
材料(2人分)
ごぼう……1/2本(100g)
人参……15g
A(みりん……大さじ1、しょう油……大さじ1/2、唐辛子輪切り……小さじ1/2)
油……小さじ1
白ごま……適量
作り方
①ごぼうは包丁の背で皮をこそげて長さ4cmの細切りにし、水にさらす。人参は皮をむいて長さ4cmの細切りにする。
②フライパンに油を熱し、水気を切ったごぼうと人参を加えさっと炒め、全体に油がまわったらAを加えて汁気がなくなるまで炒め合わせる。
③器に盛り付け、白ごまをふる。
MEN’S VOICE
「きんぴらとかひじきとか、実家で出るような渋めの和食が作れると好感度高い!」IT企業勤務・Sさん
06肉じゃが
野菜大きめのゴロゴロ系がメンズの好みにハマる
材料(2人分)
牛薄切り肉……150g
じゃがいも…… 3個
人参……1/2本
玉ねぎ…… 1個
いんげん…… 6本
しらたき……100g
油……大さじ1/2
だし汁…… 1カップ
A(酒……大さじ2、みりん……大さじ2、砂糖……大さじ1/2、しょう油……大さじ2と1/2)
作り方
①じゃがいもは皮をむいて4~5等分に切る。人参は乱切り、玉ねぎは6~8等分のくし切りにする。いんげんはへたを除いて4cmの長さに切る。
②しらたきは食べやすい長さに切り、茹でて水気を切る。
③鍋に油を熱し、牛肉の半量とじゃがいも、人参、玉ねぎを加え炒める。全体に油がまわったら残りの牛肉としらたきを加え、だし汁を注ぎ煮立てる。
④沸騰したらアクを除きAを加え、落としぶたをして弱めの中火で5~6分煮る。いんげんとしょう油を加えさらに10分煮て火を止め、冷ましながら味をなじませる。食べる前に再度温める。
Point
茶色くなりがちな煮物のおかずには小鉢や青もので彩りもプラスして。
MEN’S VOICE
「旅行や出張後の後は、いかにも家庭料理って感じの体に優しいものがいいです」IT企業勤務・Iさん
SCENE5 飲み会帰り
酔っ払って帰ってきて、お茶漬けがサッと出てきたらうれしい!
シメの一品は「サラッと味噌汁「冷蔵庫にあるものでいい」とか。むしろそこでデキる嫁かはかってる!?なので、残り物を使って正解です。
07お茶漬け
薬味をたっぷりのせて〝丁寧さ〟をアピール
「残り物だよ」とか言いつつ夜遅くに作ってくれると感激!
材料(1人分)
焼き鮭……1/2切れ分
三つ葉……2本
ごはん……茶碗1杯分
わさび……適量
刻みのり……適量
お茶……適量
作り方
ごはんにほぐした焼き鮭、刻んだ三つ葉、刻みのり、わさびをのせて熱いお茶を注ぐ。
Point
塩鮭を使うとお茶を注いだとき味がしみ出してよりおいしい!
MEN’S VOICE
「冷蔵庫の残り物で手際よく料理してるのを見ると、家庭的な感じにグッときます。」婚礼会社勤務・Yさん
男子に刺さる手料理は和食!彼に結婚したいと思わせる勝負メシをぜひ作ってみて
仕事や飲み会帰り、勝負日の前などシーン別におすすめのレシピを紹介しましたがいかがでしたか?アラサー男子に調査した結果、女子に作ってもらいたいレシピで圧倒的に人気だったのは和食!今回紹介したレシピを参考に、仕事でがんばっている彼が喜ぶご飯を作って彼のハートも射止めて♡
andGIRL2017年10月号より 撮影/神戸健太郎[人物]、高杉純[料理] スタイリング/鳥山悦代(One tokyo)[人物]、渡会順[料理] ヘアメイク/田中陽子(Lila) モデル/阪井あゆみ、Shogo レシピ提案・調理/石黒裕紀 取材・文/根本ゆみ 撮影協力/EASE