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〝ヴェブレン効果〟とは?ハイスペ男子ばかり好きになる人が知っておきたい恋愛心理
Check!〝ヴェブレン効果〟とは?
〝ヴェブレン効果〟とは、ブランド品や高級なものなど、高い価格帯のものを購入したり利用したりすることで自己顕示欲が満たされる心理のこと。この効果はその物の質が良いか悪いかを気にするよりも、「高級ブランドを手に入れた」という満足感の方を重視してしまうため、自分にあった使い心地がいい物より、高い値段ということだけで物を選んでしまうという傾向があります。
Check!恋愛における〝ヴェブレン効果〟の特徴と注意点
01中身よりも高学歴や高収入などステータスで相手を判断してしまう
「合コンで『〇〇大卒業したんだよね』とか『〇〇社に勤めてるんだ』とか、有名な大学や企業の名前を出されると、その人が気になって仕方なくなる。私は高卒でずっとそのことが劣等感だったからか、高学歴の人を彼氏にすると、そのときだけは自分も学歴が高くなったような気分になれる。どんなに中身がいいと感じた人でも、後に低学歴だと知ると、途端に興味を失ってしまう・・・」(20代女性/美容師)
自分のコンプレックスを埋めるために相手を選んでも幸せにはなれない!
内面をよく知らないのに、高学歴や高収入というだけで相手に魅力を感じてしまうのも、〝ヴェブレン効果〟の特徴。もし男子を見るときに学歴が最優先で人柄が二の次になってしまっているのであれば、それはその人自身に魅力を感じているワケではなく、自分の自己顕示欲を満たすことが目的になっている可能性があります。
また、この効果が働くのは自分の劣等感が原因の場合もあります。たとえば自分自身が学歴にコンプレックスを抱いてると、高学歴な彼氏と一緒にいることでそのコンプレックスを埋めてくれているように感じるのです。つまり高学歴な彼氏は自分の劣等感を満たすための道具にしか過ぎず、根本的にはなにも解決されていません。相手を好きになるときは、内面をきちんと見極めないと結局続かないということを、心にとめておくようにしましょうね。
02男子のルックスや身長など、見た目ばかりにこだわってしまう
「彼氏を選ぶとき、相手の顔ばかり重視している友人。その子は自分の顔にコンプレックスがあるらしく、どんなに相手がよくない性格でも、顔がイケメンだとそれだけで好きになってしまうらしい・・・結局いつも彼氏に浮気されているから、ちょっとその子を哀れな目で見てしまう」(30代女性/メーカー勤務)
誰かに見せつけるための恋愛は本当の恋愛とは違う!
また、彼氏を選ぶときにルックスばかり重視する女子も「人に見せびらかしたい」という〝ヴェブレン効果〟が働いています。SNSや街中でイケメンの彼を見せびらかすことで、その度に優越感に浸ることができ、まるで自分が他の人より上の存在のように錯覚してしまうのです。
この「相手を顔で判断する」という現象は、自分のルックスにどこか自信がない女子や、コンプレックスが多い人が特に陥りがち。イケメンが横にいると、自分も可愛くなれた気になって、承認欲求が満たされるというのが要因の1つです。もちろん、外見がカッコよくて内面も素敵な彼氏なら問題ないのですが、「誰かに見せたい」という気持ちが強く働いて外見重視でを選んでいるのであれば、それはただ自己顕示欲を満たしたいだけで、本当の恋愛ではないということを自覚するようにしましょう。
Point!相手を上辺で判断しないよう、自分自身を磨いていくことを忘れずに!
ブランドで身を固めた相手しか好きになることができない女子は、その相手がブランドを失ってしまうと、途端に冷めてしまうのも特徴です。しかし相手のメッキというものはいつか剥がれてしまうものであり、そのメッキばかりにこだわっていては生涯を共にする伴侶を見つけるのは難しくなってしまいます。ハイスぺ男子ばかりを追ってしまうという女子は、一旦自分自身を見つめ直して劣等感に向き合うことも大事。自分を磨き、何者かで埋める必要もなくなったときに、やっと本当の恋愛関係が築ける男子に出会えるのです。これからは、ステータスばかりに目を向けるのではなく、きちんと内面を見られるように、日々努力していきましょうね!
参考文献:『今すぐ使える心理学でwebマーケティングを攻略せよ!顧客心理を掴む心理学』著:中尾友一(Amazon Kindle書籍)
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恋愛カウンセラー・ライター/ゆりな
恋愛相談を中心とした心理カウンセラーとして活動。
恋愛がもっと楽しくなるコツが詰まった恋愛コラムを発信していきます。