Love
【相席スタート・山崎ケイ連載vol.2】『1ミリも好きじゃない夫を振ってから結婚するまで 〜ある意味、夫のシンデレラストーリー!?〜』前編
実は、告白の返事はなかったはずで、お互いにうやむやなまま会い続けていました。そのうち私は途中から、〝付き合ってるのかな?〟って感じていたのですが、夫は自信がなく聞けずにいたらしく。あとから夫が言うには、夫の誕生日に私が旅行に誘って来たので〝旅行に行くってことは付き合ってるってことでいいんだよね・・・?〟と、そこで付き合ってると確信したそうです。
これが、私たちの結婚のはじまり。腰パン夫との出会いから、1ミリも夫を好きじゃない時代、告白を2回断った過去を経て、交際を「OK」するまでの道のりです。
夫目線で言うと、
告白してフラれてもその相手と結婚までいくこともある
ということです。以前、10回告白して9回フラれたけど10回目で成功してその人と結婚して幸せになった方のお話を聞いたことがあります。
もしこれを読んでくださってるみなさんにも、過去にフラれても諦めきれない恋があるのなら、もしかしたらまだチャンスが残っているかもしれません。ときを経て気持ちが変わったり、あなたの大切さに改めて気づくこともある。私がまさにそうだったんですから。
次回は『1ミリも好きじゃない夫をふってから結婚するまで 〜ある意味、夫のシンデレラストーリー!?〜』の後編をお送りする予定です。
Profile
山﨑ケイ
やまざき・けい 1982年 6月13日生まれ、千葉県出身。吉本興業に所属するお笑い芸人で、山添寛と 2013年に〝相席スタート〟を結成。2016年には『M-1グランプリ』のファイナリストになる。ネタでもある〝ちょうどいいブス〟目線で書いた著書『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)などがある。
イラスト/サヲリブラウン 取材・構成/若山あや