【相席スタート・山﨑ケイ連載vol.５】「私が結婚を選んだ最大の理由。そして〝あれじゃないのが結婚〟だと確信した出来事」

お笑いコンビ<相席スタート>として活躍する傍ら、『ちょうどいいブスのススメ』（主婦の友社）をはじめとした恋愛にまつわるエッセイを多数執筆。「自分のことを〝ちょうどいい〟ブスと仮定してみる」という、衝撃の恋愛メソッドで話題となった、山﨑ケイが昨年ついに結婚を発表！これまで多くの恋愛テクについて語ってきたケイが、本連載では、そこから少し踏み込んで、「〝ちょうどいい〟婚活とは？」そしてその先にある、「〝ちょうどいい〟結婚のカタチって？」といった女性の悩みに挑みます！！

いまの夫と20代に恋愛をしていてもうまくいかなかったと思う。

前回、私が夫から猛アタックを受けた結果、結婚を選んだ理由に、
①来るはずのモテ期がこなかったから
②子供がいなくても、この人となら一緒にいて楽しい人生が送れそうだなと思ったから
という２つをあげました。
この②についてお話しします。

独身時代の30代後半には、ある程度収入も増えて仕事にもプライベートにも余裕が生まれ、女友達との旅行などが楽しめるようになったわけですが、それはそれで結婚を遠のきかねない・・・
子供の頃からずっと少女漫画みたいなカップルに憧れて、大好きな人とイチャイチャごっこを夢見てきた私からすれば、結婚したら、さらにもっと美味しい経験もできるのではないかという期待が生まれたのです。

もちろん結婚はしなくてもカップルとして一緒に旅行には行けるし、ペアリングとかも作れるけど、夫婦として旅行に行ったら、
「これって新婚旅行！？」とか、
指輪作ってみて「結婚指輪だー！」
なんてドキドキしながらはしゃいだり、名字が変わったり・・・みたいな、結婚しなければ味わえない別のステージもあるのかな、なんて。ええ、欲しがりますよ、とことん！

そしてこれは結婚した今だからこそ言えることですが、正直、結婚によって降りかかる面倒くさいこともたくさんあるけど、でもそれを乗り越えることで深まる絆も確実にあったんですよね。

パートナーがいて、でも特別結婚はしなくてもいいか、と思っている方の中に、その理由が「なんとなく」とか「面倒な気がする」からだとしたら、私は結婚してみたらいいのにな、と思います。

まだ半年なので、今のところ、ですが（笑）。