時間をかけても新たな発見があれば、結婚のタイミングになるかもしれない

さらにこれもタイミングの一部だと思ったのが、 ありがたいことに
夫が私のことをずっと好きでいてくれたこと。そして、それを何度も伝えてくれたこと。

この前テレビで、伝説の仲人みたいな結婚相談所の方が
「婚活で大切なのは、〝好きになれそうかどうか〟じゃなくて〝一緒にいて安心するかどうか〟です」と言っていて、もちろん人にもよると思いますが確かにそうかもな・・・。

安心感は実際のところ安定した仕事や収入から得るとこもできるでしょうし、相手の雰囲気から得る人もいると思います。私の場合は、私のことを好きでいてくれる、ということに安心感を抱いたのかもしれません。

その結果、今は夫のこと大好きですよ（笑）

これまでの恋愛はなんとなくお互いに「いいな」と思っていて始まった恋愛がほとんどでしたが、夫との恋愛は私の気持ちはゼロからの、むしろマイナスからのスタート。そこからの結婚もあるんだと、タイミングとは最初からすべてがバチンと合致するものではなく、徐々にじわじわとタイミングにしていく、というパターンもあるみたいです。

出会ったその瞬間にビビッと電流が走ったわけではないけど、下敷きを何度も擦ってたら静電気起きた！的な？わかりにくい？（笑）

結婚って大きな決断だと思います。だからこそ、悩んでしまうのも当然。こんなに悩むってことはそもそも運命の人ではないのかも・・・なんて不安になるのもわかります。
でも、もしかしたら結論を出すにはまだ早いかもしれません。時間をかけても、あれ？
なんか合う気がする、とか、お互いの気持ちを察することができてるな、可愛いところあるじゃん、なんて、少しずつ新たないい発見が増えていくようであれば、そのうち〝結婚のタイミング〟が訪れるのかもしれませんね。

逆の場合は・・・きっぱり次にいきましょう！！！

次回は「昔から公言していたのは〝好きなタイプは私のことを好きな人〟」をお届けする予定です。

Profile

山﨑ケイ
やまざき・けい 1982年 6月13日生まれ、千葉県出身。吉本興業に所属するお笑い芸人で、山添寛と 2013年に〝相席スタート〟を結成。2016年には『M-1グランプリ』のファイナリストになる。ネタでもある〝ちょうどいいブス〟目線で書いた著書『ちょうどいいブスのススメ』（主婦の友社）などがある。

イラスト／サヲリブラウン、取材・構成／若山あや