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【相席スタート・山﨑ケイ連載 vol.10】「婚活は減点方式になりがち。幸せを掴みたいなら〝審査員にならないこと!〟」
婚活で相手を見極める〝審査員〟になっていませんか?
前回は〝恋愛市場においての自分を客観視するべき〟というテーマでしたが、今回は、 私の考える婚活における注意点を書かせていただきます。
みなさん、婚活アプリや結婚相談所で知り合った男性と、初めて実際に会うとしたら、 どんなところを観察していますか?
もちろん、第一印象ではまず容姿が目に入りますよね。顔、髪、体型などは真っ先に目に飛び込んでくるものですから、外見の印象からスタートするのは当たり前です。そしてそこで、好みのタイプかどうかを瞬時に判断し、人によっては点数をつけるでしょう。
たとえば見た目の好みが30点だったとします。まあべつに50点でも90点でもいいんですが、問題はその次から。
相手が自分の結婚相手にふさわしいかどうかを見定める、審査員になっちゃっていませんか?
自由恋愛や自然な出会いとは違い、婚活の場合は何が何でもゴールは〝結婚〟です。そして結婚相手とは、一生を添い遂げる覚悟でいるため、この段階から相手をしっかりとチェックしておきたくなるのはわかります。でも、おそらく第一印象の点数から、そのあとは下がっていく一方、というパターンが多いのではないでしょうか。
と言うのも、意識せずともお互いが審査員になってマイナスポイントを探し、減点方式を取っているから。
これまで婚活パーティーのMCを何度かしたことがあるのですが、そのときに必ずいるのが「今回はいい出会いはない!」と早めに諦めて食に走ったり、同性同士で固まって話してしまったり・・・という方々。
ついさっきまで「ステキな人がいたらいいな♡」だったはずなのに。