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【相席スタート・山﨑ケイ連載 vol.11】「30 後半女子が『可愛い!』『若い!』とモテはやされる場所とは・・・?」のメイン画像

アットホームで楽しかった神楽坂スナックでのバイト

予感は的中。働き始めたら、それはもう楽しくて。ママの人柄が素敵でお店の雰囲気もよく、お客さんのセット料金も安い分、常連さんが多くてアットホームなお店でした。

「面白いことやってよ」
と言ってくる天敵がいないばかりか、バイトの子全員の誕生日を把握してお花をくれるお客さんがいたり、ジャイアンツのユニフォーム姿で入ってきて
「今日も勝った〜!」
なんてお客さんに野球の話を聞かせてもらったり。お店の中だけではなく、休日にBBQをしたり、ボーリング大会までありました!

大半が常連さんばかりの、アットホームさがまた私に合っていたのでしょう。
そしてここで大事なのが、お客さんの年齢層です。
キャバクラの客層は、20代〜30代の若いサラリーマンが中心。一方、スナックの客層は 30代〜70代まで幅が広く、多くは 50代以上だったりも!

そのせいか、スナックで私はいつも
「若いね!」
という扱いを受けました。私よりかなり年上の女性もいましたが、みんな若いし可愛いね、という感じでした。

そう、場所が変われば、30代後半の女子だって十分若いのです。そして酸いも甘いも噛み分けたロマンスグレーたちは、私たち30代女子はみんな可愛く見えるのです!

池脇千鶴さん主演の『その女、ジルバ』というドラマをご存知ですか?
着飾ることをやめ、夢なし、男なし、そしてプライドもなくなって地味に働いていた主人公の〝負け組アラフォー女子〟が、たまたま飛び込んだ熟女バーでたくましく生きてきた女傑たちに影響されて、どんどん美しく変貌するという物語。
私はこのドラマが大好きだったのですが、 まさにこの作品の世界観が、スナックにあるのです。

このスナックの話がどう婚活に関係あるのか、は次回お伝えすることにして・・・

ちなみに前出の友人についてなのですが、
めげずに、いや・・・ときにかなりめげそうになりながらも、アプリや結婚相談所を利用し、相談所で出会った男性と2人で相談所をやめる(つまり結婚を前提に交際する)ところまで来たと、たった今報告がありました!!!

(ついでに、この連載にちょくちょくエピソードを使っていることについてギャラを要求されました!(泣))

そして、もう1人同じ歳の友達が婚活しているのですが、こちらも最近彼氏ができて、「結婚すると思う!」との報告も!

2人とも幸せになるためにめちゃくちゃ行動していたのです。
婚活するなら早い方がいいけど、でも遅すぎるということはない。思い立った日が最速であり、そして遅くなってしまった分は行動で取り戻せると教わりました。

もしなんとなく「婚活・・・しなきゃなー。でもめんどいなー」と思っている人がいたら、終わりが見えないとキツイので、とりあえず期間を決めて、めちゃくちゃ行動してみるのはいかがでしょうか?

次回は『スナックから見る婚活のヒント。「可愛いね!」「若いね!」の言葉が自信になり女子は輝ける』をお届けする予定です。

Profile

山﨑ケイ
やまざき・けい 1982年 6月13日生まれ、千葉県出身。吉本興業に所属するお笑い芸人で、山添寛と 2013年に〝相席スタート〟を結成。2016年には『M-1グランプリ』のファイナリストになる。ネタでもある〝ちょうどいいブス〟目線で書いた著書『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)などがある。

イラスト/サヲリブラウン、取材・構成/若山あや

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