LOVE
【相席スタート・山﨑ケイ連載 vol.13】『運命の相手なんて信じない!』
お笑いコンビ<相席スタート>として活躍する傍ら、『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の 友社)をはじめとした恋愛にまつわるエッセイを多数執筆。「自分のことを〝ちょうどいい〟ブスと仮定してみる」という、衝撃の恋愛メソッドで話題となった、山﨑ケイが昨年ついに結婚を発表! これまで多くの恋愛テクについて語ってきたケイが、本連載で は、そこから少し踏み込んで、「〝ちょうどいい〟婚活とは?」そしてその先にある、「〝ちょうどいい〟結婚のカタチって?」といった女性の悩みに挑みます!!
〝運命の人〟や恋愛に酔っている人を見ると冷めてしまうドライな私。
私は
「運命の相手なんていない」
と思っています。
ただ、〝運命の人〟がいる人もいると思います。
たとえばオノ・ヨーコとジョン・レノンのように、天才と呼ばれる人たちやアーティスティックな人たちには〝運命の人〟がいそうな気がするし、その2人の愛で、周りが、いや世界がハッピーになったというようなそのぐらいの規模じゃないと、運命だ!とまではいかないと思うんです。
私レベルの人間に運命の人だなんて・・・ねぇ。
自分にそんな大それたものがいないと思うのには、私にも原因があって。〝運命の人〟に出会いたければ、もっともっと行動する必要があったと思います。
世界中を巡って、男女問わずたくさんの人たちに出会って、たくさん勉強して自分の感性も磨いて・・・そんな中でようやく出会ったたった1人の人。そこまでいけば運命な気はします。
でも私はそこまでは行動していないし、だから夫のことも、〝運命の人〟とまでは思っていません。
今まで出会った人の中でいちばんの人と結婚しただけです。
もし、もっとたくさんの人と出会っていれば他の人もいたかもしれないです。いないかもしれないですけど(照)。