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尿もれを防ぐために日常生活でできること。専門医に聞く気をつけたいポイントとは?
将来、尿もれやさまざまなトラブルを招く恐れのある骨盤底筋の損傷や筋力低下は、出産や加齢といった大きな原因のほかに、日々の生活習慣にも原因が!何気なくやっていたその行動、実は尿もれの症状を早めるかもしれません。そこで、膣トレや骨盤底筋トレーニングの第一人者として、幅広い年齢層の女性から支持を集める医師・関口由紀先生に、お話を伺いました。
ほかにもこんな習慣が尿もれを引き起こす可能性が!
Check!生理不順が原因の1つに!
「20代〜40代の女性の4割以上は尿もれの経験があり、とくに産後は9割の女性が尿もれを経験しているというデータも。ほとんどは産後1年経てば治りますが、1年経っても治らない人がそのうちの1割いて、ハイリスクグループに入ってしまいます。そうなると、幼稚園で子どもと一緒に縄跳びしたら尿もれするなど、度々尿もれに悩まされることになるのです。これらのハイリスグルーブの人達は、早くから骨盤底トレーニングを日々行うなどの骨盤底ケアが重要です。
また、女性ホルモンが減少すると、皮下組織内のコラーゲンが減少し、骨盤底の脆弱化による尿道抵抗の減弱などが起こります。これは加齢によってだけではなく、20代〜30代の若い人が注意すべきなのは、女性ホルモン低下による生理不順です。生理不順を放置していると、女性ホルモンが若いうちから下がり、皮下組織のコラーゲンが減少。顔がしわしわになるように、骨盤底筋もしわしわになります。生理は少なくとも年に4回はないと、女性ホルモンの血中濃度が保たれていない可能性が高くなるので、生理不順の場合は放置せずにクリニックの受診をおすすめします」(関口先生)
また、女性ホルモンが減少すると、皮下組織内のコラーゲンが減少し、骨盤底の脆弱化による尿道抵抗の減弱などが起こります。これは加齢によってだけではなく、20代〜30代の若い人が注意すべきなのは、女性ホルモン低下による生理不順です。生理不順を放置していると、女性ホルモンが若いうちから下がり、皮下組織のコラーゲンが減少。顔がしわしわになるように、骨盤底筋もしわしわになります。生理は少なくとも年に4回はないと、女性ホルモンの血中濃度が保たれていない可能性が高くなるので、生理不順の場合は放置せずにクリニックの受診をおすすめします」(関口先生)
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水の飲みすぎにも気をつけて!