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尿もれ予防で絶対したいハウツー特集♡改めるべき生活習慣やトレーニング方法まとめ
将来、骨盤底筋の損傷や筋力低下によって起こる可能性がある〝女性の尿もれ〟。尿もれは、出産や加齢といった大きな原因のほかに、日々の生活習慣にも原因があるそう!そこで今回は、膣トレや骨盤底筋トレーニングの第1人者として、幅広い年齢層の女性から支持を集める医師・関口由紀先生に、尿もれを防ぐ方法や、トレーニングのやり方について伺いました。
尿もれを引き起こす原因って?
「尿もれの原因は、妊娠と出産による骨盤底筋の損傷、加齢などによる骨盤底筋の筋力低下が主です。妊娠と出産による場合、大きなお腹を支え続けて、さらに出産で激しい負荷がかかることで骨盤底の筋肉や筋膜、靭帯が断裂し、さらに神経障害が起こる場合もあります。産後はもちろんよくなりますが、産前と同じようには戻りません。
例えば2子以上妊娠と出産をした人が、妊娠8〜9ヶ月ぐらいから産後の間に尿もれを経験する人が多いのですが、そのうちの90%は産後1年ぐらいで尿もれしなくなります。ところが残りの10%は症状が止まらないハイリスクグループになる。幼稚園で子どもと一緒に縄跳びしたら尿もれする、という感じで度々もれを感じるのです」
例えば2子以上妊娠と出産をした人が、妊娠8〜9ヶ月ぐらいから産後の間に尿もれを経験する人が多いのですが、そのうちの90%は産後1年ぐらいで尿もれしなくなります。ところが残りの10%は症状が止まらないハイリスクグループになる。幼稚園で子どもと一緒に縄跳びしたら尿もれする、という感じで度々もれを感じるのです」
さらに加齢で一気に筋力ダウン!
「30代前半はまだ心配ないですが、30代後半や40代になると全身の筋肉量が減ってきます。骨盤底は靭帯や筋膜、筋肉でできているので、当然骨盤底の筋肉量も落ちます。骨盤底筋はたくさんの臓器を支えているため、筋肉量がおちると尿もれや子宮脱などの骨盤臓器脱の原因に。50代になるとさらに女性ホルモンが減って、皮下組織のコラーゲンも減少することで尿もれや子宮脱などの骨盤臓器脱の症状はさらに悪化します」
出産だけじゃない!尿もれしやすい人の特徴とは?
出産は骨盤底筋を最も損傷するもので、30年前ぐらいから、産褥体操として出産後は骨盤底トレーニングをするように指導されてきましたが、ここ10年ぐらいは、子宮が大きくなる思春期のころから骨盤底筋を鍛えようという動きも出てきました。出産前から骨盤底筋を鍛えておくと、出産による骨盤底筋の損傷を軽くし、尿もれ対策にもなるからです。
また、将来的に尿もれになりやすい人の特徴として、下記の生活習慣があげられます。当てはまる人は、骨盤底筋に負担をかけない規則正しい生活を送ること、そして日頃から骨盤底筋を鍛えるトレーニングをすると、尿もれ予防になりますので、今から対策をしておくのがおすすめです。
また、将来的に尿もれになりやすい人の特徴として、下記の生活習慣があげられます。当てはまる人は、骨盤底筋に負担をかけない規則正しい生活を送ること、そして日頃から骨盤底筋を鍛えるトレーニングをすると、尿もれ予防になりますので、今から対策をしておくのがおすすめです。
Check!将来尿もれになりやすい、骨盤底筋の筋力低下を招く原因はこれ!
01猫背
背中を丸め腰を前に突き出した姿勢は、腹圧がかかり骨盤底筋に負担をかけます。
02反り腰
胸を前に突き出して腰を反らせた姿勢は、ヒールを履いた時になりやすい姿勢。これも腹圧がかかりやいので骨盤底筋に負担をかけることに。
03腹筋運動
足を伸ばして行う場合、お腹を縮めて力をかけるので、腹圧が大きく高まり、骨盤底筋を下に押し下げる原因に。
04トイレで姿勢を伸ばしたままいきむ
トイレで用をたす時に、背筋を伸ばしたままだと骨盤底筋を下げてしまうのでNG。いきむときは、背筋を伸ばし、体を前に倒して行って。
05正しくない姿勢で重い荷物を持つ
おじぎをするように股関節から体を曲げて荷物を持つのではなく、ひざを曲げて腰を落として荷物を持つのが、骨盤底筋に余計な負荷をかけない正しい姿勢です。
06電車のイスの端っこに寄っかかって座る
背筋をちゃんと伸ばして座らないと、呼吸するたびに骨盤底に腹圧がかかることに。間仕切りなどに寄りかからず、骨盤を起こして背筋をまっすぐに伸ばして座って。
07喫煙する
喫煙は女性ホルモンの分泌が悪くなると言われていて、尿道周囲のコラーゲンを減らしてしまうだけではなく、ニコチンが膀胱の異常収縮を起こすので漏れやすくなるとされています。
08生理不順
生理不順を放置していると、女性ホルモンが若いうちから下がり、皮下組織のコラーゲンが減少。顔がしわしわになるように、骨盤底筋もしわしわになってしまいます。生理不順の場合は放置せずにクリニックの受診するのがおすすめ。
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