Night
尿もれ予防で絶対したいハウツー特集♡改めるべき生活習慣やトレーニング方法まとめ
将来、骨盤底筋の損傷や筋力低下によって起こる可能性がある〝女性の尿もれ〟。尿もれは、出産や加齢といった大きな原因のほかに、日々の生活習慣にも原因があるそう!そこで今回は、膣トレや骨盤底筋トレーニングの第1人者として、幅広い年齢層の女性から支持を集める医師・関口由紀先生に、尿もれを防ぐ方法や、トレーニングのやり方について伺いました。
電車の中や待ち時間におすすめ!立ったままできる骨盤底筋トレーニング
骨盤底筋トレーニングは基本は立って行います。体の力を抜いて、背筋をまっすぐに伸ばします。
①肛門と膣・尿道をキュキュッと軽く締める。
②ゆっくりと肛門と膣をぎゅーっと締めて3秒間キープしたら、ゆっくりゆるめる。①と②を2〜3回繰り返す。
③最後に、骨盤と膣・尿道を締めながら、息を吐いて骨盤底筋全体を体の中に引き込むようにぐーっと持ち上げて5〜7秒キープし、その後ゆっくりゆるめる。これを2〜3回繰り返す。
※①〜③を5〜6回行うのを1セットとし、1日3〜5セット、できる時間に行ってください。
①肛門と膣・尿道をキュキュッと軽く締める。
②ゆっくりと肛門と膣をぎゅーっと締めて3秒間キープしたら、ゆっくりゆるめる。①と②を2〜3回繰り返す。
③最後に、骨盤と膣・尿道を締めながら、息を吐いて骨盤底筋全体を体の中に引き込むようにぐーっと持ち上げて5〜7秒キープし、その後ゆっくりゆるめる。これを2〜3回繰り返す。
※①〜③を5〜6回行うのを1セットとし、1日3〜5セット、できる時間に行ってください。
Check!骨盤底筋トレーニングは座ったままでもOK!
イスに座ったまま行う場合は、背中をまっすぐに保って座り、骨盤が前や後ろに傾かないように注意しましょう。その後のやり方は、立ったまま行うときと同じです。
「骨盤底筋トレーニングは、日常生活の中でできるもの。バスや電車で、またデスクワークをしながらでもきるので、気がついたらこのトレーニングをする習慣をつけるといいでしょう」(関口先生)
「骨盤底筋トレーニングは、日常生活の中でできるもの。バスや電車で、またデスクワークをしながらでもきるので、気がついたらこのトレーニングをする習慣をつけるといいでしょう」(関口先生)
教えてくれたのはこの方
医師・関口由紀先生
女性泌尿器科専門医であり、「女性医療クリニックLUNAグループ」の理事長。女性の泌尿器トラブルについての専門医として、テレビや雑誌などで活躍している。「膣トレ」の第一人者として、幅広い年齢層の女性から支持を集める。www.luna-clinic.jp
取材・文/成田リナ イラスト/水元ローラ 参考文献/『自分で治す!頻尿・尿もれ』(洋泉社)