しみけん
千葉県生まれ、40歳。男優歴22年、経験人数は約1万人。日本のAV業界におけるトップ男優で、性の求道者。趣味は筋トレとクイズ。BSスカパー「地下クイズ王決定戦」(BAZOOKA!!!)では第4回、第5回で地下クイズ王に輝く。

「僕のこれまでの経験から言うと、女性で股関節が硬い人はセックスの感度が低かったり、痛くなりやすい傾向があります。理由は、股関節が硬い人は膣内の柔軟性もあまりなく、〝ホールド感〟が弱くなるから。また、密着感も柔らかい人と比べて少なくなります」

「股関節が硬い＝膣内の柔軟性があまりないと、痛くなりやすいのでセックスに対して恐怖感が出てきて、どうしても尻込みした態勢をとってしまいます。そうすると、挿入も浅くなってしまいます。その姿は、とても楽しんでいるようには見えません。バックのときも、奥が痛みやすい女性は背中が丸まって余計に変な角度で入り、痛くなるという悪循環をまねきます。

また、長時間座り続けることは、股関節を硬くするうえに血流がお尻の圧迫で足まで行きにくく、カラダが冷えて、ますます感度を低下させます。

そこで、男性とのセックスの相性をよくするため、セックスをさらに楽しむために、股関節の柔軟体操がおすすめ。柔軟体操は股関節をやわらかくするだけではなく、カラダを温めます。これもセックスの相性をよくするために重要で、カラダが温かい人の方がイキやすいんです」

「男性とのセックスの相性をよくするために、セックスをさらに楽しむために、股関節のやわらかさは重要。そこで、日々の柔軟体操をおすすめします。やり方は、いわゆる股関節の柔軟体操でOK。床に座って可能な限り足を広げ、カラダを前に倒したり、横に倒したりしながら股関節を伸ばしましょう。

回数は、1回から。〝毎日絶対30回やる！〟なんて回数を頑張りすぎてしまうと、続けられなくなります。柔軟体操は、毎日1回でも続けられる人に必ず効果があります。ですからとりあえず1回。

そうすると人間は〝作業興奮〟という心理が働き、スイッチが入るようになっています。たとえば掃除もそう。面倒くさいなと思っていても1カ所だけ掃除をすると、あそこもここも気になって始めるはず。僕も、ジムに行きたくない日は、1回だけ腹筋をしに行こうと思ってジムへ行きます。すると、スイッチが入ってとトレーニングが続いたりするものなのです。

柔軟体操も、1歩踏み出せるかどうか、毎日できるかどうかです。彼とのセックスをますます充実させたいという女子、チャレンジしてみてくださいね」

しみけん
千葉県生まれ。40歳。男優歴22年、出演作品数約1万本、経験人数も1万人以上。日本のAV業界におけるトップ男優で、性の求道者。趣味は、読書、ブレイクダンス、筋トレ、クイズなど多岐にわたり、東京オープンボディビル選手権大会60キロ級で6位入賞。「地下クイズ王決定戦」（BAZOOKA!!!）では第4回、第5回の地下クイズ王に輝いた。著作に「光り輝くクズでありたい」（扶桑社）、「SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義」（イーストプレス）、「やっぱり熟女がいちばんでした」（KADOKAWA）など。テレビ出演や講演会などマルチに活躍中。