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生理に関するお悩みに、専門家がアドバイス!女子が知っておきたい生理の知識とは?
「生理」、また「生理中のセックス」について、正しい知識を持っているアラサー女子はどのぐらいいるでしょうか?生理中でもセックスを求められたらつい応えてしまう、生理が重くてつらいけどどうすればいいかわからない・・・など、生理に関するお悩みを持つ女子は少なくありません。そこで今回は、生理中のセックスのリスクや生理のお悩みの対処方法など、生理に関する基礎知識を産婦人科医・宋美玄先生に聞いてみました!
02アラサー女子に多い〝生理のお悩み〟解決方法とは?
- 生理が重くて会社に行くのが辛い
「生理が重すぎて動けません。ロキソニンなどの市販の痛み止め薬を飲んで、どうにか会社に行っていますが、痛みがゼロになるわけではなく辛いです。生理を軽くするいい方法はありますか?」(IT関連会社勤務・28歳)
Check! 宋先生の回答
「生理痛を我慢してしまう女性が多いですが、辛いと感じたら産婦人科の病院へ行くようにしましょう。生理が軽くなる、ピルなどのホルモン療法を始めるのがおすすめです」
- 月経前症候群に悩んでます
「月経前症候群がひどくて、気分の落ち込みがひどいし、肌荒れやイライラすることも。和らげる方法はありますか?」(自営業・34歳)
Check!宋先生の回答
「漢方で和らげる方も多いですが、症状がひどい場合は、婦人科で処方している排卵をなくすピルか、黄体ホルモン単剤のミニピルの服用がおすすめです。また、いつ、どんな月経前症候群の症状が出ているのかを記録して持っていくと診断にも役に立ちますので、日頃から自分の症状を知るように心がけましょう」
生理について知っておきたい基礎情報とは?
- 生理中のセックスは、子宮内膜症のリスクを高める
- 生理初日から排卵日までが短い人は妊娠のリスクが上がる
- 終わりかけの場合は妊娠の可能性が十分にあるし、実際に妊娠例もある
- 生理痛が辛いときは、迷わず産婦人科の病院へ
- 月経前症候群を和らげるにはピルの服用がおすすめ
取材・文/成田リナ 参考文献/『生理だいじょうぶブック』(小学館)