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窪田正孝「僕もそれに応えなければいけないな」役者魂や異性について語る!のメイン画像

熱烈オファーしたのは原作者である漫画家の石田スイさん

直々にオファーをいただき、恐縮しました。本作はみなさんに愛されている作品だったこともあり、 最初は覚悟が必要だな、 と思いました。

作品に見えるメッセージとは?

ノーカラージャケット¥28,000/エディフィス、シャツ¥31,000/メゾンフラネウール、ジョガーパンツ¥22,000/WKED、ウイングチップスリッポン¥24,000/ヒロシ ツボウチ×エディフィス(以上ÉDIFICE 渋谷)
原作を読んでいるうちに、何らかの主張が見え隠れしているのを感じて......。喰種の目線になってみると余計に、 世の中の不条理とか、人間って何なのかを訴えているように見えました。そういう、生きる上での生々しさをリアルに描いている点が、僕がこの作品の好きなところ。だから映画版はもちろん、エンターテイメントとして観ていただきたいですが、そんなメッセージがあるっていうことも伝えていきたいですね。

カネキを演じてこれから大事にしていきたいと思ったことは?

原作は最新刊まで読みましたが、アクションや描写を含めて、カネキの像はどんどんカッコよくなっていくんです。でも、本当は、物語の最初に出てくるような力のない内気な姿こそが本来のカネキであって、ときには、弱さやずるさが見えたりもする。たとえば、自分はこれだけしています、 やっています、 という主張って、何かの見返りを求めての上であり、ずるさ。表面的にはいい人だけど、裏にはそういう部分や人にはわかりにくい闇を持っていて、どんなにカッコよくなっていこうが、ベースにはそういう人間性がある、というところを大事にしていきたいと思いました。

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