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尿もれを防ぐために日常生活でできること。専門医に聞く気をつけたいポイントとは?
将来、尿もれやさまざまなトラブルを招く恐れのある骨盤底筋の損傷や筋力低下は、出産や加齢といった大きな原因のほかに、日々の生活習慣にも原因が!何気なくやっていたその行動、実は尿もれの症状を早めるかもしれません。そこで、膣トレや骨盤底筋トレーニングの第一人者として、幅広い年齢層の女性から支持を集める医師・関口由紀先生に、お話を伺いました。
Check!まずは、骨盤底筋の筋力低下を招く生活習慣をチェック!
01猫背
背中を丸め腰を前に突き出した姿勢は、腹圧がかかり骨盤底筋に負担をかけます。
02反り腰
胸を前に突き出して腰を反らせた姿勢は、ヒールを履いた時になりやすい姿勢。これも腹圧がかかりやいので骨盤底筋に負担をかけることに。
03腹筋運動
足を伸ばして行う場合、お腹を縮めて力をかけるので、腹圧が大きく高まり、骨盤底筋を下に押し下げる原因に。
04トイレで姿勢を伸ばしたままいきむ
トイレで用をたす時に、背筋を伸ばしたままだと骨盤底筋を下げてしまうのでNG。いきむときは、背筋を伸ばし、体を前に倒して行って。
05正しくない姿勢で重い荷物を持つ
おじぎをするように股関節から体を曲げて荷物を持つのではなく、ひざを曲げて腰を落として荷物を持つのが、骨盤底筋に余計な負荷をかけない正しい姿勢です。
06電車のイスの端っこに寄っかかって座る
背筋をちゃんと伸ばして座らないと、呼吸するたびに骨盤底に腹圧がかかることに。間仕切りなどに寄りかからず、骨盤を起こして背筋をまっすぐに伸ばして座って。
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ほかにもこんな習慣がNG!